ヴィヴァルディ：調和の霊感　ピノック＝EC （ARCHIV・2CD）

曲目・演奏者

●ヴィヴァルディ：
協奏曲集 ｢調和の霊感｣ Op.3 全曲 (12曲)

■トレヴァー・ピノック指揮 イングリッシュ コンサート　サイモン・スタンデイジ．エリザベス・ウィルコック，ミカエラ・コンベルティ，マイルズ・ゴールディング(vn)　ヤープ・テル リンデン(vc)　(古楽器使用)

ディスク・データ

CD//海外盤 {DDD} ARCHIV＊423 094-2 (2枚組)
　発売：87年／録音：1986, 87年／収録時間：45+55分
△ディスク中心部の刻印＝Made in France by PDO

コンディション

◇ディスク：1)A-/内縁にスリキズあり(小さめ / 強め含む) / 外縁に強いスリキズ少しあり，2)B/ スリキズ部分的にあり(強め含む＊動作確認済)
◇ブックレット：B+/ シワ部分的にあり(少なめ / 強め含む) / 裏表紙に線キズ少しあり / 内部白地に変色あり(軽め)
◇プラケース：B+

録音データ・その他

☆1986.11, 1987. 5 ロンドン・アビー ロード スタジオにおける録音。(P) アンドレアス・ホールシュナイダー，シャルロッテ・クリーシュ、(E) [1-6]クラウス・シャイベ，[7-12]ハンス-ペーター・シュヴァイクマン。
−この曲集のピリオド楽器による録音の嚆矢 ホグウッド盤より7年ほど遅れて録音・発表されたものですが、これもピリオド楽器によるヴィヴァルディ演奏の原点という感じがします。近年 イタリア系を中心に個性的、刺激的なヴィヴァルディ演奏が現れましたが、この演奏は音程の確かさ、明るく透明な響き、一糸乱れぬアンサンブル、小気味よいリズム感で魅了します。極端な表現で鬼面人を驚かせるところはなく、いたってまじめなアプローチでノーブル。イギリス的と言ってもいいのでしょうか。ヴィヴァルディのエンターテインメント性よりも芸術性を明らかにした (もちろんそういう曲集ですが)、今なおスタンダードとも呼ぶべき名演奏でしょう。−各曲ごとのメンバー表掲載。