アーノルド協奏曲集 (cl協, fl協, hrn協2番, 2vn協) スティーヴンソン=ロンドン・ムジチ 他 (CDCF172)
曲目・演奏者
●アーノルド:
[1] 2つのヴァイオリンと弦楽合奏のための協奏曲 Op.77 (1962)
[2] クラリネットと弦楽合奏のための協奏曲 Op.20 (1948)
[3] フルートと弦楽合奏のための協奏曲 Op.45
[4] ホルンと弦楽合奏のための協奏曲第2番 Op.58 (1956)
■マーク・スティーヴンソン指揮 ロンドン ムジチ [1]ケネス・シリトー,リン・フレッチャー(vn) [2]マイケル・コリンズ(cl) [3]カレン・ジョーンズ(fl) [4]リチャード・ワトキンズ(hrn)
ディスク・データ
CD//海外盤 {DDD} CONIFER*CDCF 172
 発売:89年/録音:1988年/収録時間:56分
△ディスク=MANUFACTURED IN ENGLAND
コンディション
◇ディスク:A-〜B+/ 小キズ少しあり
◇ブック:A-/ 白地部分に軽い変色あり / ジャケ面に薄汚れ少しあり
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり
録音データ・その他
☆1988. 12 スネイプ・モールティングスにおける録音。(P) マーク・ブラウン、(E) アントニー. R. ハウエル。
−マルコム・アーノルドはイギリスの作曲家 (1921- 2006)。一昔前、アーノルドといえば映画「戦場にかける橋」の音楽、特にクワイ川マーチ (「ボギー大佐」 の編曲) の作曲家というイメージでしたが、現在では9つの交響曲があるなど 立派な “クラシックの” 作曲家であることが知られるようになりました。
−当アルバムの4つの協奏曲は いずれも急- 緩- 急という古典的な形式、しかも2〜7分という小さな規模を用いながら モダンな技法を駆使したユニークな作品。快速楽章のリズム感と跳躍、不気味さと諧謔を行きかう感じの曲想、あるいは緩徐楽章で平明なメロディを使うものの単に感傷的で済ませないモダンな味付けが特徴と言えるでしょうか。たとえば[2]の第1楽章のチャーミングな主題と、それを使った意外な、洒落た終わり方、あるいはデニス・ブレインに献呈された[3]の第3楽章のホルンの超絶技巧とともにいたずらっぽい雰囲気の面白さ。その他も大いに楽しめます。
−ロンドン ムジチは1986年にスティーヴンソンによって結成されたイギリスの室内アンサンブル。メンバー表が掲載されており、編成は弦楽6-5-4-3-2。結成2年目とは思えない上質なアンサンブルと緊張感ある音楽運びで、名ソリストを盛り立てており、感心させられます。当録音はアーノルド監修でおこなわれたようで、ブックレットには老作曲家と若き指揮者がスコアについて検討している写真が掲載されています。
−もとは NECアベニューによる 国内仕様盤 NACC-5526 であったもので、四ツ折の日本語解説書 (ライナー:大宅緒) が付いています (シワ少しあり)。知られざる曲の解説を日本語で読むことができ 有用です。
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