MAシャルパンティエ:テ・デウム,聖母被昇天ミサ 他 クリスティ=LAF (ANF2107)

メイン画像:MAシャルパンティエ:テ・デウム,聖母被昇天ミサ 他 クリスティ=LAF (ANF2107)ジャケット写真

  • サブ画像1:MAシャルパンティエ:テ・デウム,聖母被昇天ミサ 他 クリスティ=LAF (ANF2107)ジャケット写真
  • サブ画像2:MAシャルパンティエ:テ・デウム,聖母被昇天ミサ 他 クリスティ=LAF (ANF2107)ジャケット写真

商品番号:ANF2107

  • 通常価格:1,300円(内税)
  • 会員価格:1,230円(内税)【5%OFF】

 ↑ 3つめの画像: 長オビと日本語解説書 (ともに部分)

曲目・演奏者

●[1] フィリドール:ティンパニの行進曲
[2] M-A. シャルパンティエ:テ デウム H.146
[3] 同 :聖母被昇天のミサ H.11
[4] 同 :聖母マリアへのリタニア (連祷) H.83

■ウィリアム・クリスティ指揮 レ ザール フロリサン (器楽・声楽ens) [1]マリー- アンジェ・プティ(timp)

ディスク・データ

CD// 国内仕様盤 {DDD} ANF−HMF*ANF-2107 HMA (HMC 901298)
 発売:89年/録音:1988年/収録時間:75分
△海外盤に日本語解説書と長オビを附したもの
△歌詞対訳掲載 △ライナーノート:美山義夫 △ブックレットに仏英独訳掲載
△ディスク=Made in W. Germany △プラケース=ハード・タイプ

コンディション

ディスク:A-/ 小キズ少しあり / 外縁に小スリキズ少しあり(強め含む)
◇ブックレット:A-/ 軽シワ少しあり
◇日本語解説書:A-/ シワ少しあり / 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:A-〜B+ ◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり
◇長オビ:B/ シワ部分的にあり(強め含む) / おもて側上部角に小さな折れ痕あり

録音データ・その他

☆1988. 10 パリ・ノートルダム ド トラヴァーユ教会における録音。(E) ジャン- フランソワ・ポンテクラフト。
−[1]の前奏曲は、ユーロヴィジョンのテーマ曲として特にヨーロッパでは人口に膾炙した音楽ですが、確かに行進曲調の曲にはウキウキとした愉悦があります。ユーロヴィジョンのテーマでは冒頭のティンパニの連打はカットされていますが、当アルバムではもちろんある上に、その前にフィリドール:ティンパニの行進曲というティンパニのソロ曲が収められています。さすが才人 クリスティ。−演奏は速めのテンポ、短い音価、キリリとしたリズム感が心地よい。華やかながら上品なトランペットのアンサンブルも魅力的です。遅いテンポによる独唱 (独唱のアンサンブル曲) の叙情曲とのメリハリが鮮明なのがいい。独唱は合唱も兼ねる形ですが、ヴェロニク・ジャンス(S)、J. P. フシェクール(T) などの名があります。抒情曲はバロックの発声を学んだ歌手たちがその成果を発揮しており、ソプラノのソロ曲である第6曲ではジャンスが透明な美しさを聞かせ、また第4曲の声楽アンサンブルなどでは官能性が色濃く表現されるのもクリスティならではでしょう。ただし声楽は現代ではさらにうまいアンサンブルがあると感じます。−そもそもシャルパンティエは宗教曲でも優美さや官能性があり、かつてそれに気づき、私にって最も好きなフランス・バロックの作曲家となったのですが、[2,3]でも単なる祈りのための音楽だけではない、シャルパンティエの洗練された、天才的な作曲技法を感じます。特に伴奏が小編成で、曲想の変化がそれほど大きくない[3]を美しく楽しく聞かせる手腕も見事。
−合唱メンバー16名 (5S, 4CT, 3T, 4Bs)、オケ26名掲載。cemb& orgは ピエール・アンタイ。
−懐かしき ANF による国内仕様盤。美山氏の解説が読めるところが嬉しい。ANF事業撤退後 HMFはキング・インターナショナルが扱いましたが、KI も今年事業を停止しました。

商品番号:ANF2107

  • 通常価格:1,300円(内税)
  • 会員価格:1,230円(内税)【5%OFF】