イ・ムジチ / アイネ・クライネ，パッヘルベルのカノン 他 （PHILIPS）

曲目・演奏者

●[1] モーツァルト：｢アイネ クライネ ナハトムジーク」K.525 (セレナード第13番)
[2] 伝ハイドン (ホフシュテッター作曲)：セレナード (弦楽四重奏曲第17番より)
[3] ジャゾット (アルビノーニ原作)：アダージョ ト短調
[4] パッヘルベル：カノン
[5] ボッケリーニ：メヌエット (弦楽四重奏曲 Op.13-5 より)
[6] ベートーヴェン：メヌエット ト長調 WoO.10-2

■イ ムジチ　ピーナ・カルミレッリ(vn)

コンディション

CD// 海外盤 {DDD} PHILIPS＊410 606-2
　発売：83年／録音：1982年／収録時間：42分
△ディスク＝MADE IN FRANCE BY PDO　△プラケース＝ハード・タイプ

コンディション

◇ディスク：B+〜B/ スリキズ部分的にあり(小さめ / 強め含む) / 内縁にスリキズあり(強め含む) / レーベル面部分的に小キズ少しあり
◇ブックレット：A-/ 小さなツメ咬み痕, 小キズわずかにあり / 内部白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース：B+〜B　◇バック・インレイ白地部分に変色あり(軽め)

録音データ・その他

☆1982. 7〜8 スイス・ラ ショー ドゥ フォンにおける録音。
−イ ムジチは今も活動していますが、2019年9月 コンマス アントニオ・アンセルミが急逝。アンセルミ独奏、イ ムジチ8種類目の「四季」はイ ムジチ原盤。現在 ワーナーから発売されているようですが、私の世代はコンマスが変わるたびにPHILIPSから「四季」でそのお披露目がおこなわれていた時代を懐かしく思い出します。アーヨ、ミケルッチもさることながら、1973〜86年 コンサート・ミストレスをつとめたカルミレッリの時代。当アルバムもそんな時代の懐かしい1枚です。[1]ではアンサンブルの甘さが気になりますが、[2]以下の小品になると締まるのが面白いところ。ピリオド奏法の影響を受けない、ロマンティックなスタイルを引き継いだムーディーな演奏は大変 心地よい。特に[2,5,6]はおっとりとしたテンポ感、何気ない中に品格を感じる演奏です。[6]でさりげなく終わるのも素敵。−なおイ ムジチにとって [1]は3回目、[3,4]は2回目の録音でした。[3]のオルガン奏者の記載なし。
−もとは国内仕様盤 32CD-1 であったもので、四ツ折の日本語解説書が付いています (シワあり)。−CD初期のジャケット・デザインはイ ムジチの写真を配したデザインでしたが、のちにこのデザインに変更になりました。