パイヤール / バロック名曲集 (アルビノーニのアダージョ 他) /89, 90年 （BVCC37201）

曲目・演奏者

●[1] ジャゾット：アルビノーニのアダージョ， [2] パッヘルベル：カノン
[3] バッハ：管弦楽組曲第2番 より ポロネーズ， [4]　同 ： 同　第3番 より アリア
[5] ヘンデル：合奏協奏曲 Op.6-6 より ミュゼット
[6] ヴィヴァルディ：ピッコロ協奏曲イ短調 より ラルゲット
[7] A. マルチェッロ：オーボエ協奏曲 より アダージョ
[8] コレッリ (ピネッリ編)：バディネリとジーグ
[9] バッハ：カンタータ第140番より「シオンは物見らが歌うのを聞く」
[10]　同 ： 同　第147番 より「主よ 人の望みの喜びよ」
[11] ラモー：6声のコンセール第3番 より タンブーラン
[12] チマローザ (ベンジャミン編)：オーボエ協奏曲 より シチリアーナ
[13] ツィポーリ (ジョヴァンニーニ編)：アダージョ
[14] ヘンデル：合奏協奏曲 Op.6-10 より ガヴォット
[15] モルター：2本のトランペットのための協奏曲ニ長調 より アンダンテ (弦楽のための)
[16] クラーク：トランペット・ヴォランタリー

■ジャン- フランソワ・パイヤール指揮 パイヤール室内o　[3,6]クリスティアン・ラルデ(fl, picc)　[7,12,13]ピエール・ピエルロ(ob)　[9,16]ジャン- リュク・ラムクール(tp)

ディスク・データ

CD// 国内盤 {DDD} BMG−RCA＊BVCC-37201
　発売：99年／定価：1700円／録音：1989, 90年／収録時間：73分
△RCAレッド・シール・ベスト100 シリーズ

コンディション

◇ディスク：B/ スリキズ部分あり(強め含む＊動作確認済) / 外縁にスリキズあり
◇ブックレット：B/ ツメ咬み痕あり / シワ少しあり / 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース：B+〜B　◇オビなし

録音データ・その他

☆1989. 9, 10，1990. 2 パリにおける録音。
−その昔 一世を風靡した ムーディーに換骨奪胎されたバロック名曲集。その後 バロック時代の演奏の研究と実践が進み、ディジタル時代の到来と時を同じくしてピリオド演奏が隆盛を極めましたが、そんな時代に録音された モダン楽器と奏法による昔ながらの演奏ということになります。私が音楽を聞き始めた頃 (1970年代後半) はまだまだアーノンクールやレオンハルトは通の演奏で、バロックといえば一般的にはこうしたスタイルが普通。当時 ステレオ時代の録音 (1960年代でしょうか) のよく似た内容のLPを持っていた者としては 特に[1,7]には懐かしさを感じ、[2]にはそれ以上の愛着を感じます。一方[16]は昔の演奏とはかなり違っています。20〜30年の間に楽譜の校訂がおこなわれたのでしょう。そういえば昔は「パーセル作曲」でした。