Gシャルパンティエ：イタリアの印象，マスネ：絵のような風景　デルヴォー＝OTNOC （TOCE9817）

曲目・演奏者

●[1] G. シャルパンティエ：｢イタリアの印象」(5曲)
[2] マスネ：｢絵のような風景」(4曲)

■ピエール・デルヴォー指揮 パリ・オペラ・コミーク国立劇場o　[1]ポール・アジャジェ(va)　ユベール・ヴァロン(vc)

ディスク・データ

CD// 国内盤 {ADD} To−EMI＊TOCE-9817
　発売：98年／定価：1733円／録音：1964年／収録時間：51分
△フランスのエスプリ・シリーズ　△HS-2088リマスター　△ライナーノート：志鳥栄八郎
△オビはプラケース裏面で接着

コンディション

◇ディスク：A-/ 外縁にスリキズ少しあり(強め含む)
◇ブックレット：A-〜B+/ シワ少しあり(強め含む)
◇プラケース：A-〜B+　◇オビ：B+/ シワ部分的にあり(強め含む)

録音データ・その他

☆[1]1962. 2，[2]1963. 3 以上パリ・サル ワグラムにおける録音。(P) グレコ・カサドシュ、(E) ワルター・ルールマン。
−LPオリジナル・カップリング。−[1]はオペラ「ルイーズ」とともに ギュスターヴ・シャルパンティエの代表作。1887年 ローマ賞第一等を受賞し、同年から3年間ローマへ留学しましたが、ローマ賞受賞者の義務作品として留学先で交響詩「ナポリ」を作曲。それがローマ賞審査員のひとりであったサン- サーンスから高い評価を得ました。シャルパンティエは構想をふくらませ、｢ナポリ」を終曲とする全5曲の組曲を作曲し、｢イタリアの印象」と名付けました (1913年改訂)。イタリア情緒あふれる楽しい作品ですが、録音となると少なく、当アルバムはその貴重なアルバムです。デルヴォーはシャキシャキとしたリズム感際立ついかにもいにしえのフランス風のスタイルであると同時に、遅いテンポを使って情緒を表現した立派な演奏ですが、いにしえのフランスのオケの音色や音の出し方、そしてやや古くなった音質が、まるで古い映像でイタリアの風景を鑑賞するかのようでノスタルジーを喚起します。