モーツァルト:イドメネオ プリッチャード=WP; パヴァロッティ(T) バルツァ(MS) 他 (DECCA・3CD)
曲目・演奏者
●モーツァルト:
「クレタの王イドメネオ」K.366 全曲
■ルチアーノ・パヴァロッティ(T:イドメネオ) アグネス・バルツァ(MS:イダマンテ) ルチア・ポップ(S:イリア) エディタ・グルベローヴァ(S:エレットラ) レオ・ヌッチ(T:アルバーチェ) ティモシー・ジェンキンス(T:祭司長) ニキタ・ストロイェフ(Bs:ネプトゥヌスの声) 他
ジョン・プリッチャード(指揮, cemb) ウィーンpo ウィーン国立歌劇場cho
ディスク・データ
CD// 海外盤 {DDD} DECCA (UNIVERSAL)*475 7041 (3枚組)
発売:05年/録音:1983年/収録時間:57+71+66分
△クラシック オペラ・シリーズ △伊語詞・英訳掲載
△ディスク中心部の刻印=MADE IN GERMANY BY EDC
コンディション
◇ディスク:1)A-/ 小キズ少しあり,2,3)A〜A-/ 点キズわずかにあり
◇ブックレット:B〜B-/ 小口側下部角付近に強いシワあり(ジャケ面と3ページ目まで), その他シワ部分的にあり
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイにシワ少しあり / 背表紙のロゴ部分(青・赤) に色あせあり
録音データ・その他
☆1983. 6, 9 ウィーン・ソフィエンザールにおけるライヴ録音。(P) C. レーバーン,P. ワドランド、(E) J. ロック,J. ペロウ。
−プリッチャードは1957年頃 グラインドボーン音楽祭管と録音しており (EMI)、これは約25年ぶりの再録音。とはいえ1974年 同音楽祭の映像作品も制作されており、さらには1964年の非正規ライヴ録音もあります。エクサン- プロヴァンス音楽祭の「ドン ジョヴァンニ」のように、「イドメネオ」はプリッチャード&グラインドボーンの看板作品だったのではないしょうか。一方 パヴァロッティのイドメネオというと、当録音の前年 レヴァイン指揮 メトの映像作品があります。当時 パヴァロッティは珍しいモーツァルト作品の役柄をレパートリーに加え 成功したことから、DECCAが録音を企画。レヴァイン&メトは契約の関係上起用できないため、この作品を得意とするプリッチャードをウィーンに迎えたのではないかと想像します。間違っていたらスミマセン。−メトのライヴ映像は、ヴォン スターデ (イダマンテ)、コトルバシュ (イリア)、ベーレンス (エレットラ) と豪華な歌手陣を誇り、なんともオペラティックな舞台と演奏でした。そのレーザーディスクこそ私がこの作品を好きになった演奏なのですが、このDECCA録音もそれに勝るとも劣らない歌手陣。モーツァルトの時代のオペラ・セリアの枠を超え、ロマン派のイタリア・オペラ風に傾いているという感じもしますが、モーツァルトの曲が多彩で劇的効果に満ちており、そういう換骨奪胎にもはまるということでしょう。このような演奏こそ 人気曲になり切れないこの曲が広く親しまれるきっかけとなりえるのではないでしょうか。
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