ベルリオーズ：キリストの幼時 他　クリュイタンス＝OSCC 他　{CD-R}（TKW202・2CD）

曲目・演奏者

●ベルリオーズ：
[1]「キリストの幼時」(オラトリオ) Op.25
[2]「ファウストの劫罰」(劇的物語) Op.24 より 3曲〔1. ハンガリー行進曲，2. 妖精の踊り，3. 鬼火のメヌエット〕
[3]「ローマの謝肉祭」序曲 Op.9
[4]「ロメオとジュリエット」(劇的交響曲) Op.17 より 第4部: 女王マブ

■アンドレ・クリュイタンス指揮　[1]パリ音楽院o　レイモン・サン ポールcho　ジャン・ジロドー(T：語り手)　　ミシェル・ルー(Br：ヘロデ王)　エレーヌ・ブヴィエ(MS：マリア)　ルイ・ノゲラ(Br：ヨゼフ)　アンリ・メデュス(Bs：家長)
[2-4]パリ・オペラ国立劇場o (パリ・オペラ座o)

ディスク・データ

CD-R // 国内レーベル盤 {MONO/ AAD} OTAKEN RECORDS＊TKW-202 (2枚組)
　発売：04年／オープン価格／録音年記載なし／収録時間：69+48分
△CD-R　△スリムケース・タイプ
△ブックレットは二ツ折のジャケット / 歌詞なし / 日本語による曲目とライナーノート少しあり

コンディション

◇ディスク：1)B+/ スリキズ部分的にあり(小さな強め含む) / 外縁にスリキズあり(小さめ / 強め含む)，2)A-/ 小キズわずかにあり / 外縁に強いスリキズ少しあり
◇ジャケット：A-〜B+/ 変色あり(ディスクの形)
◇プラケース：A-〜B+　◇バック・インレイ白地部分に変色あり(軽め) / 裏面強い (いずれもディスクの形)
◇オビもとからなし?

録音データ・その他

☆[1]1951. 6，[2]1959年，[3,4]1956年録音。
−すべてオリジナルは PATHE MARCONI でしょうが、[1]は米VOXの初期ロング・ボックス盤、[2-4]は仏COLUMBIA初期10インチ盤からの復刻。スクラッチノイズがところどころあるなどしながらも [2-4]はもちろんのこと [1]も音質鮮明。1951年録音とは思えません。針をレコード盤に乗せる音もそのまま収録されています。
−クリュイタンス&パリ音楽院管の「キリストの幼時」は 1965, 66年録音のステレオ録音があり、国内盤でもCD化されましたが、当アルバムはモノーラル旧録音。ロス アンヘレス(S) ゲッダ(T) らを擁したステレオ録音よりもよりフランス・ローカルの味わいが強い演奏です。−この旧録音はCDで発売されたことがないのではないのではないかと思っていましたが、2016年 クリュイタンス没後50周年記念の管弦楽&協奏曲EMI録音全集 (65枚組ボックス) に入っていました。なお [1-4]の録音年はその65枚組のデータなどを参考にしたものです。
−OTAKEN RECORDS は太田憲志氏がプロデュースするレーベル。貴重な歴史的録音の復刻などを手掛けています。−ディスク中心部に「TAIYO YUDEN That's CD-R for Data 700MB」と記載。調べてみますと、｢太陽誘電」は世界で初めて「CD-R」を開発・商品化し、「That's (ザッツ)」ブランドで有名だったとのこと。ただし2015年 光ディスク事業から撤退したそうです。