アルベニス:イベリア サンチェス(p) (ENY-CD-9712・2CD)
曲目・演奏者
●アルベニス:
「イベリア」(12の新しい印象)
〔第1集: 1. エボカシオン,2. 港,3. セビリアの聖体祭,第2集: 4. ロンデーニャ,5. アルメリア,6. トゥリアーナ § 第3集: 7. エル アルバイシン,8. エル ポーロ,9. ラバピエス,第4集: 10. マラガ,11. ヘレス,12. エリターニャ〕
■エステバン・サンチェス(p)
ディスク・データ
CD// 海外盤 {DDD} ENSAYO*ENY-CD-9712 (2枚組)
発売:97年/録音:1968〜69年/収録時間:41+42分
△スリムケース・タイプ △ディスク=MADE IN SPAIN
コンディション
◇ディスク:1)A-/ 小キズ少しあり / 外縁部分的にスリキズあり // レーベル面にスリキズ少しあり,2)A-/ 小スリキズ少しあり / 外縁部分的にスリキズあり(強め含む)
◇ブックレット:B/ 裏表紙小口側上下角に強い小シワあり(内部に影響あり), その他部分的にシワあり(強め含む / 裏表紙中心) / 白地部分に変色あり(軽め), 裏表紙に薄汚れあり, 内部に線状の汚れ一部にあり
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイ部分的にシワあり, 軽い変色あり
録音データ・その他
☆1968〜69年 バルセロナにおける録音。
−「イベリア」はアルベニス晩年、病身をおして作曲したピアノ曲。1905年から1908年にかけて 3曲1組で4巻 (計12曲)、作曲・出版されました。アンダルシアの民俗音楽を喚起 (エボカシオン) するもので、アルベニスの最高傑作として名高く、ドビュッシーやメシアンらからも称賛を受けたとのことです。−いかにもアンダルシアを思わせる民謡風のメロディやリズム。とはいえ民謡をそのままピアノに移したのとは全く異なっており、芸術作品として昇華されています。超絶技巧が施されており、演奏の困難さを感じさせるのと同時に、鑑賞するにも BGM風にして気軽に楽しめるものではないでしょう。第9曲「ラバピエス」など、舞曲風でメロディのある部分もありますが、冒頭の主題はトチ狂ったように跳ねていきます。「イベリア」の中でも最も難しい曲で、アルベニスが楽譜を破棄しようとしたというのも頷けます。−超絶技巧を得意とするピアニストも全曲となると録音をおこなっていないところをみると (日本人ピアニストふたりの録音があるものの)、スペイン独特の語法というのは相当な困難を感じるのでしょうか。この曲に限らず、スペインの魅惑のピアノ曲の数々を他の国の一流ピアニストがほとんどレパートリーに入れていないことは 長年 不思議に感じております。
−エステバン・サンチェス (エレーロ) はスペインのピアニスト (1934- 97)。マドリードの王立音楽院に学び、ローマのカルロ・ゼッキ、パリのアルフレッド・コルトーの下で研鑽を積みました。ブゾーニ・ピアノ・コンクールなどで優秀な成績を収め、1954年 20歳の時 トゥリーナの「スペインの印象」をCAPTOLレコードに録音したことを皮切りに、その後もENSAYOレーベルなどにスペイン音楽を中心として多くの録音をおこないました。サンチェスはスペイン国外ではほとんど知られていませんが、コルトーは彼を「天才」と呼び、またダニエル・バレンボイムは「スペインはどうやってこのクラスの演奏家を隠すことができたのですか?」と言ったとのことです。
−世界的な演奏活動を通じてスペイン音楽を世界に紹介した スペインのピアニスト アリシア・デ ラローチャの (後年の) ような西洋的な洗練や風格のようなものはなく、またスケールは大きくはないものの、ローカルな味が濃く、粗さも含む熱い血潮のようなものが感じられる演奏です。それでいて超絶技巧も立派。−その昔、同時期に録音した アルベニス:スペイン,ベーガ 他 (ENY-CD-9731) の濱田滋郎氏の推薦文を読んで興味を抱き、今はなき大阪堂島 ワルツ堂で注文して入手。気に入って聞いていました。「イベリア」全曲があったとは全く知りませんでした。
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