バッハ:カンタータ集 (6曲),ミサ曲4曲 他 ヘレヴェッヘ=CV 他 (VIRGIN・4CD)
曲目・演奏者
●バッハ:
[1] カンタータ第131番「主よ 深き淵より われ汝を呼ぶ」BWV.131
[2] 同 第73番「主よ 御心のままに わが身の上になし給え」BWV.73
[3] 同 第105番「主よ 裁きたもうな」BWV.105 §
[4] 同 第39番「飢えたる者に汝のパンを分けあたえよ」BWV.39
[5] 同 第93番「ただ愛する神の摂理にまかす者」BWV.93
[6] 同 第107番「汝 何を悲しまんとするや」BWV.107 §
[7] ミサ曲ヘ長調 BWV.233
[8] 同 ト長調 BWV.236 §
[9] 同 ト短調 BWV.235
[10] 同 イ長調 BWV.234
[11] サンクトゥス ニ長調 BWV.238
■フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮 コレギウム ヴォカーレ(o&cho) (古楽器使用)
[1-3]バルバラ・シュリック,[4-10]アニェス・メロン(S) [1-3,7-10]ジェラール・レーヌ,[4-6]チャールズ・ブレット(C-T) [7-10]ハワード・クルック,クリストフ・プレガルディエン(T) [1-10]ペーター・コーイ(Bs)
ディスク・データ
CD// 海外盤 {DDD} VIRGIN*5 61721 2
発売:99年/録音:1989〜91年/収録時間:58+6155+64分
△歌詞掲載なし △ディスク=MADE IN THE EU / UDEN刻印あり
コンディション
◇ディスク:1)A-/ 小キズ少しあり(強め含む) / 外縁に強いスリキズ少しあり,2)A-/ 点キズわずかにあり / 外縁部分的に小スリキズあり,3)A-/ 小スリキズ少しあり(強め含む) / 外縁にスリキズ少しあり(強め),4)A-〜B+/ スリキズ少しあり(強め)・外縁から / 点キズ少しあり
◇ブックレット:A-/ 小キズ少しあり / 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:B+ ◇フロント, バック・インレイ白地部分に軽い変色あり
録音データ・その他
☆1989〜1991年 ベルギー・ヘント、フランス・サントにおける録音と記載。初出アルバムのデータから [7,8]1990. 4,[9-11]1989. 7 以上フランス・サントアベイ オー ダムにおける録音。
−[7-10]はルーテル・ミサとも呼ばれるバッハの小ミサ全曲。当アルバムにはメンバー表が掲載されていませんが、[7,8] の初出盤に記載されていたメンバー表から参加人数を記しておきますと、器楽は vn7, va2, vc2, cb, fl2, ob2, fg, cor, org。声楽は 4-4-5-5。
ー[1-6]はヘルヴェッヘが数枚録音したバッハのカンタータ集から。[1]は私が最も好きなバッハのカンタータの1曲で、ブログに書きました。今読み返しますとあまり感心しない内容でしたので、主要部分をここで抜粋いたします。− ([1] は) 鈴木雅明&BCJ の録音で初めて聞いた時、俺だけの名曲を見つけた!と ひとりではしゃいでいました。他の録音も聞きたいということで ヘルヴェッヘ、ガーディナーを続けて購入したのですが、その間に この曲が結構 有名であることに気づき、拍子抜けしたという思い出があります。−作曲は1707〜08年の間。バッハ20代前半の若書きであることに驚かされます。シンフォニアと合唱、ソプラノ・コラール付きのバスのアリオーゾ、合唱、アルト・コラール付きのテノールのアリア、合唱とシンメトリックに配置された5曲からなっています。全曲優れた曲ですが、特に第1曲から続けて演奏される第2曲。ソプラノ・コラール付きのバスのアリオーゾ。器楽はオーボエのオブリガートと通奏低音のみ。「So du willst, Herr Sünde zurechnen, Herr, wer wird bestechen? (主よ もしあなたが罪に目をとめて数えられるなら 誰が御前に立ちうるでしょうか?)」。バスの切なる祈りの歌 (前半 この詞の繰り返し) に オーボエのオブリガートが甘く、幾分明るさを持って絡みつきます。そして 2分音符の連続によるゆったりとしたソプラノ合唱のコラール「Erben dich mein in solcher Last … (この重き罪の苦しみの中にあるわたしを憐れんでください)」が あたかも天上からの光が差し込むかのように。後半は「Denn bei dir ist die Vergebung, dass man dich fürchte」、この詞の繰り返し。ソプラノ・コラールは「Auf dass ich nicht mit grassem Weh …」。「dass man dich fürchte」では 1拍4連を中心としたメリスマ唱法が駆使され、グルグル回るような、混乱でも表わすような、あるいはジャズかなにかを思わせるようなトリッキーな動きをすることに驚かされます。詞は「それであなた (主) は畏れ敬われるのです」。熱く 憑かれたように、畏怖・尊敬を表しているということでしょうか? 大変興味深く、いろいろと考えさせられる部分です。
ー[2,3]もオーボエ・ソロが印象的なカンタータ。死の恐怖から受容が歌われる [2] も美しい作品ながら、[3]の緩急2部からなる第1曲の合唱から惹きつけられます。「主よ しもべを裁きにかけないでください」という切なる懇願から、後半 テンポのよい見事なフーガで「主の御前にあっては不正のない者などいない」と歌われます。そして第3曲オーボエ・オブリガーート付きの美しいソプラノのアリア。幾分明るい調子ながら、ヴァイオリンのさざ波、細切れのオーボエを伴い「いかにおののき よろめくことか」と人間のもろさを歌います。バッハのカンタータは有名でない曲でも名曲の宝庫であります。
- [カートに入れる] のボタンがないものは売れてしまった商品です
- This is sold only in Japan.
- 商品データの見方はこちら
- ディスク各部の名称等について
- 商品等のお問い合わせはメールにてお願いしまします。電話はご容赦ください




