パエール:レオノーラ マーク=Baye; コシュト, グルベローヴァ(S) イェルザレム(T) 他 (DECCA・2CD)

メイン画像:パエール:レオノーラ マーク=Baye; コシュト, グルベローヴァ(S) イェルザレム(T) 他 (DECCA・2CD)ジャケット写真

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商品番号:4804859

  • 通常価格:1,800円(内税)
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曲目・演奏者

●パエール:
「レオノーラ」全曲

■ウルスラ・コシュト(S:レオノーラ) ジークフリート・イェルザレム(T:フロレスターノ) ノルベルト・オルト(T:ピッツァーロ) ジョルジョ・タデオ(Bs:ロッコ) エディタ・グルベローヴァ(S:マルチェッリーナ) ヴォルフガング・ブレンデル(Br:ジャッキーノ) ヨーン・ファン ケステレン(T:フェルナンド)
 ペーター・マーク指揮 バイエルンso

ディスク・データ

CD// 海外盤 {ADD} DECCA*480 4859 (2枚組)
 発売:13年/録音:1978年/収録時間:79+74分
△エロクァンス・シリーズ △伊語詞・英訳掲載 △ディスク=Made in Australia

コンディション

◇ディスク:1)B+/ 小さな線キズ少しあり, 点キズ少しあり,2)A〜B+/ 小スリキズ少しあり / 外縁に小スリキズ少しあり(強め含む)
◇ブックレット:B+/ シワ部分的にあり(強め含む) / 内部白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:B+

録音データ・その他

☆1978. 6, 7 ミュンヘン・ヘルクレスザールにおける録音。(P) レイ・ミンシャル,(AP) マイケル・ハース、(E) J. ロック,S. グッドール,M. アトキンソン。
−フェルディナンド・パエール (パエル, パーエル) はイタリアの作曲家 (1771- 1839)。パルマ出身。16歳の時に最初のオペラを書き、続けてオペラを発表、若くしてイタリア全土にその名が轟いたとのこと。ウィーンに出てオペラを発表したのち 1803年にはドレスデン宮廷劇場の専属作曲家に任命され、歌手であったパエール夫人も歌手として雇われました。その後 ナポレオン・ボナパルトの寵愛を得て、1812年 パリのイタリア劇場の指揮者に就任。ルイ18世の宮廷作曲家の地位も得ましたが、1823年 ロッシーニ人気のためにイタリア劇場から引退。生涯に43曲のオペラを作曲。その他宗教曲などを作曲したとのことです。
ー当オペラはベートーヴェンの「フィデリオ」と同じ筋書きのオペラ。初演は1804年 ドレスデン。ベートーヴェンの「フィデリオ」のもととなった (ベートーヴェンの)「レオノーレ」第1稿の初演の前年に当たります。パエールの「レオノーレ」は長く忘れ去られていましたが、生誕地パルマでペーター・マークによって発見されました。マークは1976年に復活演奏をおこない、その翌々年 DECCAで初録音。当アルバムはその初CD化です。
ーイタリア・オペラで役名、歌詞はイタリア語。曲はチェンバロ、チェロによるレチタティーヴォでつながれています。序曲付き。レオノーラが (コロラトゥーラまではいかないものの) 高いソプラノのために書かれているのは驚きで、しかもドラマティックな力を要するという困難な役。その他にもピッツァーロ、フェルディナントはテノール、ジャッキーノ (ヤキーノ) がバリトンというのもベートーヴェンと異なる点です。ベートーヴェンはパエールの「レオノーラ」の総譜を持っていたということですが、ベートーヴェンの「フィデリオ」と大まかな筋書きは同じで、第1幕はマルチェッリーナとジャッキーノ、続いてロッコ、レオノーラ、ピッツァーロが加わるというのも同じ。レオノーラのドラマティックなアリアがあるのも同じですが、合唱の出番はなく、囚人が歌うことはありません。その後もマルチェッリーナらが加わり、マルチェッリーナの出番が多いのが特徴です。第2幕は獄中のフロレスターノが登場し、大きなアリアを歌うというのもベートーヴェンと同様。フロレスターノは助かって、レオノーレとの愛の二重唱があり、その後 フェルナンドが登場し、めでたしめでたしというのも同じです。−それにしてもこれを聞くと、ベートーヴェンの書いた音楽がいかにドラマティックで、求心的であるかを思い知らされます。パエールの音楽も決して面白くないわけではないものの、ベートーヴェンのようにそれぞれのキャラクターを際立たせる音楽ではなく、また各曲の曲想の変化が乏しいことが浮き彫りになる感じがします (音だけで聞くと余計にそう感じるのでしょう)。−最大の聞きものは第2幕 前奏曲に続いてフロレスターノが歌う獄中での嘆きのレチタティーヴォとアリアでしょう。ベートーヴェンのフローレスタンの歌を思い出させます。第1幕のレオノーラの大アリアもいい。やはりベートーヴェンのアリアと同様、ピッツァーロへの嫌悪、夫を取り戻すことの決意が歌われます。
−演奏はイェルザレム、グルベローヴァ、ブレンデル、タデオと歌手が揃っており、聞きごたえがあります。コシュトは夜の女王を歌ったこともあるレッジェーロからコロラトゥーラ。この役こそグルベローヴァが適任であったように感じますが、マルツェッリーナの出番も多いのは嬉しいところです。それにしてもグルベローヴァにこのような録音があったとは全く知りませんでした。

商品番号:4804859

  • 通常価格:1,800円(内税)
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