モーツァルト:vnソナタ K376, 378, 379 カガン(vn) リヒテル(p) /L (DICC24554)
曲目・演奏者
●モーツァルト:
[1] ヴァイオリン・ソナタ第20 (32) 番ヘ長調 K.376 (374d)
[2] 同 第18 (34) 番 変ロ長調 K.378 (317d)
[3] 同 第19 (35) 番ト長調 K.379 (373a)
■オレグ・カガン(vn) スヴャトスラフ・リヒテル(p)
ディスク・データ
CD// 国内仕様盤 {ADD} DML−ライヴ・クラシックス*DIDC-24554 (LCL 102)
発売:00年/定価:2447円/録音:1982年LIVE/収録時間:66分
△海外盤に日本語解説書付きの長オビを附したもの △ライナーノート:斎藤弘美
△ディスク=Made in Germany
コンディション
◇ディスク:A-/ 細かいスリキズ少しあり / 内縁に小さなスリキズ少しあり
◇ブックレット:A-/ 裏表紙にスレ線少しあり / 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイ白地部分に変色あり(軽め)
◇長オビ:A-/ 直線状のシワ少しあり
録音データ・その他
☆1982. 12. 17 モスクワ・プーシキン美術館におけるライヴ録音。
−カガン&リヒテル・コンビは1974年 [2,3]をフランス・トゥレーヌでライヴ録音 (EMI) していました。−[2]第1楽章の提示部とともに再現部もリピートしており、驚きました。1974年録音のタイムを見てみましたが 13'10 で、同様に再現部もリピートしているようです。−[1]を聞き直しましたが、第1楽章は提示部とともに再現部もリピートするのが普通でした。つまり[2]は規模が大きいため、再現部のリピートをしないのが慣例となっているのでしょう。カガン&リヒテルが珍しく律儀にリピートしているので驚いたというわけです。−[3]は第2楽章が速い楽章で、第1楽章と第2楽章と密接に繋がっているという特殊な形式によっており、第2楽章がソナタ形式ですが、これもリピートするのが普通。
−カガンはスタッカートを多用。流麗に歌うという意識はあまりない様子。気持ちは内に向いているようで、若手 (演奏当時36歳ですが) とは思えないかなり渋い演奏ですが、親子ほど年の離れたふたりの心の通わせ具合がほほえましく感じます。−[3]の第1, 2楽章は激しい感情をぶつけるような曲ですが、カガンとリヒテルの演奏の充実ぶりが素晴らしい。これもこれ見よがし、外面的ではありませんが、心に響く熱演です。終楽章、淡々とした中にも微妙な情感を込めるリヒテルのピアノも聞きものです。
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