シューマン:ヴァイオリン協奏曲,ピアノ協 他 ラウテンバッハー(vn) フランクル(p) 他 (CDX5027・2CD)
曲目・演奏者
●シューマン:
[1] ピアノ協奏曲イ短調 Op.54
[2] コンツェルトシュテュック ヘ長調 Op.86
[3] チェロ協奏曲イ短調 Op.129 §
[4] ヴァイオリン協奏曲ニ短調 WoO.23
[5] 幻想曲ハ長調 Op.131
[6] 序奏とアレグロ アパッショナート ト長調 Op.92
[7] 序奏と協奏的アレグロ Op.134
■[1,6,7]ペーター・フランクル(p) ヤーノシュ・フュルスト指揮 バンベルクso
[2]フランシス・オーヴァル,フランソワ・トマジーニ,ロベール・デプレ,ロバート・ヤンセンス(hrn)
[4]ズザーネ・ラウテンバッハー(vn) [2,4]ピエール・カオ指揮 ルクセンブルク放送so
[3]ラースロー・ヴァルガ(vc) ジークリート・ランダウ指揮 ヴェストファーレンso
[5]ルッジェーロ・リッチ(vn) クルト・マズア指揮 ライプツィヒ・ゲヴァントハウスo
ディスク・データ
CD// 海外盤 {ADD} VOX*CDX 5027 (2枚組)
発売:91年/録音年記載なし/収録時間:75+74分
△VOXBOXシリーズ △ディスク=Made in USA
コンディション
◇ディスク:1)A-〜B+/ 小キズ少しあり*動作確認済,2)A-〜B+/ 小キズ少しあり, 点キズ部分的にあり
◇ブックレット:A-/ 軽い波うちあり / 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:B+〜B ◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり
録音データ・その他
☆録音データなし。ただし「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」には [3]以外に1974年録音、その多くにシュトゥットガルトと記載されています。
−VOXレーベルのシューマンの協奏的作品を集めたもの。[1,6,7]はオリジナル・カップリングでしょう。それと [3,4]がオリジナル・カップリングでしょうか。[2,4]というカップリングの国内LPもあったようです。一方 [5]は 兄弟なのか ジョルジョ・リッチ(vc) を加えたブラームス:二重協奏曲がオリジナルのようです。
ー近年注目されるようになったドイツの女流ラウテンバッハー (1932- 2020) の録音がこんなところにあったとは。当アルバムは全体的にメジャー・レーベルのような音質ではないのは残念ですが、ラウテンバッハーの録音は比較的音がいいのは幸いです。
−またコクある音、丁寧な歌心を聞かせるヴァルガの [3]がいい。ヴァルガはハンガリー出身のチェロ奏者 (1924- 2014)。戦後 渡米し、ニューヨーク・フィルの首席奏者をつとめ、自らチェロ・アンサンブルを組織。ソロ奏者としても活躍しましたが、1991年頃からはボロディン・トリオに加わりました。−ちなみに同姓のヴァイオリニスト ティボール・ヴァルガ (1921- 2003) はラースローと同様 リスト音楽院で学んだハンガリー人で、共演もあったようですが、血縁関係はないようです。
ー[1,6,7]のフランクルはハンガリー出身、イギリスのピアニスト (1935- )。1995年 チョン・キョンファとブラームスのvnソナタ集をEMIに録音しました。−[2]のオーヴァルはベルギー・リエージュ生まれのホルン奏者 (1944- )。16歳の若さでベルギー国立管の第1ホルン奏者に就任したとのことです。−[5]のリッチとマズアは録音でもよく知られる名演奏家ですが、このふたりの共演録音というのは珍しい気がします。
ー一方 [2,4]で指揮を執るカオはルクセンブルク出身の指揮者 (1937- 2026)。1969年からルクセンブルク放送管の首席指揮者 ルイ・ド フロマンのアシスタントをつとめ、ヨーロッパ各地のオーケストラへの客演やレコーディングを通じて名声を確立していったとのこと。驚いたことに 先日 (2026年5月14日) 亡くなったとのことです。88歳でした。
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