ベートーヴェン:交響曲第9番 他 ワインガルトナー=WP 他 (TOCE8381)
曲目・演奏者
●ベートーヴェン:
[1]「エグモント」Op.84 序曲
[2] 交響曲第9番 Op.125 (コラール)
■フェリックス・ワインガルトナー指揮 ウィーンpo
[2] ウィーン国立歌劇場cho ルイーゼ・ヘレツグルーバー(S) ロゼッテ・アンダイ(A) ゲオルク・マイクル(T) リヒャルト・マイア(Bs)
ディスク・データ
CD// 国内盤 {MONO/ ADD} To−エンジェル*TOCE-8381
発売:94年/定価:2800円/録音:[2]1935, [1]37年/収録時間:71分
△GR on CD シリーズ △歌詞対訳掲載 △ライナーノート=C. ダイメント (和訳), 柴田龍一
コンディション
◇ディスク:A-/ 小キズ少しあり / 外縁に線キズ, 小キズ少しあり
◇ブックレット:B+/ ジャケ面背側にシワあり, 金色部部分に薄汚れ少しあり / 裏表紙背側に軽シワ少しあり / 内縁にシワ少しあり(強め) / 内部白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:B+// 白色トレイに軽い変色あり
◇オビ:B+/ 直線状のシワあり(下辺付近に強いシワあり)
録音データ・その他
☆[1]1937. 10,[2]1935. 2 以上ウィーンにおける録音。
−戦前の大指揮者であったワインガルトナー (1863- 1942) は 1920年代から積極的に録音をおこなっており、[2]も1926年 ロンドン響との録音があるなど、ベートーヴェンの交響曲もいくつか録音していました。しかし1930年代 新たにベートーヴェン交響曲全曲録音をウィーン・フィル. ロンドン響, ロンドン・フィルでおこなっていましたが、第6番のみ果たせませんでした (1927年 ロイヤル・フィルとの録音あり)。
ーSP録音のためダイナミックレンジが狭く、ダイナミズムが相当削られているのは間違いないでしょうが、それでももともとスケール大きな演奏ではなく、小型で端正、小気味よく、スマートなスタイルであったことは間違いなさそうです。速めのテンポの心地よいリズム感、軽さの中に何とはなしのしゃれた味わいを感じる演奏に充分満足しました。しかし第4楽章、グレゴリオ聖歌風に歌われる部分には驚きました。ここは荘厳に演奏されるべき感動的な箇所と感じますが、それをあざ笑うかのように速めのテンポ、スタッカート気味のあっさり味。 SPの収録時間制限も関係しているのかもしれませんが、スタッカート気味に音を区切るのは、ロマンティックな肥大化を嫌うワインガルトナーのセンスが大きいと思われます。
ーワインガルトナーはベートーヴェン交響曲で いわゆる「ワインガルトナー版」と呼ばれる校訂版を使用。演奏効果を高める音の変更や楽器の変更を施し、後の時代の演奏にも大きな影響を与えました。[2]でも第1楽章の一部でヴァイオリン部をオクターヴ高く弾かせる変更は広く受け継がれました。
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