フルトヴェングラー戦時録音集 (I) ベートーヴェン 他 BP,レーン(vn) (DG・4CD)
曲目・演奏者
●[1] モーツァルト:交響曲第39番 K.543
[2] ベートーヴェン:「コリオラン」Op.62 序曲
[3] 同 :交響曲第4番 Op.60 ¹§
[4] 同 : 同 第5番 Op.67
[5] 同 : 同 第7番 Op.92 ²§
[6] 同 :ヴァイオリン協奏曲 Op.61 (カデンツァ:ヨアヒム)
[7] ヘンデル:合奏協奏曲ニ短調 Op.6-10, HWV.328 ³§₄
[8] シューベルト:交響曲第8 (9) 番 D.944 (グレイト)
[9] ウェーバー:「魔弾の射手」序曲
■ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 ベルリンpo [6]エーリヒ・レーン(vn)
ディスク・データ
CD// 海外盤 {MONO/ ADD} DG*471 289-2 (4枚組)
発売:01年/録音:1942〜44年 すべてLIVE/収録時間:72+71+61+61分
△紙ケース・タイプ(厚さ1.3センチ) △紙製ディスクケース
△ディスク中心部の刻印=MADE IN GERMANY BY UNIVERSAL M&L
コンディション
◇ディスク:1)B+〜B/ 線キズ, スリキズ部分的にあり(小さめ)*動作確認済,2)A-/ 点キズ少しあり / 外縁に小キズ少しあり,3,4)A-/ 点キズ少しあり
◇ブックレット:A-〜B+/ シワ, 線キズ少しあり
◇[DISC-4] の紙製ディスクケース部分的に強いシワあり
◇紙ケース:B+/ 線キズ部分的にあり / スレ部分的にあり
録音データ・その他
☆[1,7]1944. 2. 8,[9]1944. 3. 21 以上ベルリン国立歌劇場, [2-4]1943. 6. 30,[6]1944. 1. 12,[8]1942. 12. 8 以上ベルリン・旧フィルハーモニー
における すべてライヴ録音。すべて旧 帝国放送局による録音。
−ベルリンの帝国国営放送局が、当時発明されたばかりのテープ録音 (マグネトフォン) で録音した フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィルの一連のコンサート録音より。そのテープは1945年 ソ連によるベルリン占領時 接収されてしまいましたが、1987年 マスターテープのディジタル・コピーが自由ベルリン放送 (SFB) に返還。翌年 DGはそのテープをもとにマスタリングした10枚のCDを発売し、大きな話題となりました。当アルバムは2001年 2点のセット (第1集: 4枚組, 第2集: 5枚組) で再発売されたもの。なお初出時に含まれていたハイドンの交響曲第104番はのちにフルトヴェングラーの演奏ではないと判明したため、この再発盤では省かれています。そのこともあって今回は9枚に収まったのでしょう。
−1942年から44年のドイツといえは、ヨーロッパの大部分を占領して絶頂期を迎えるも、東部戦線の敗北や激しい空爆により急速に劣勢へと転じ、国家総力戦体制へと追い込まれていく激動の時代。訴えかけの強い情動的な演奏を戦時の様々な思いに重ねたくなりますが、音楽ファンは悲劇の予感を感じながらも コンサートホールでは至福の時を過ごしていたのでしょう。
ー[6]のエーリヒ・レーンは当時のベルリン・フィルのコンマス (1910- 85)。経歴を調べてみますと、ベルリン音楽院で学び、1934年 (24歳頃) ベルリン・フィルに入団し、コンサートマスターに就任。1945年からはハンス・シュミット- イッセルシュテットの招きに応じて、ハンブルク北ドイツ放送響の初代コンマスに就任しました。またハンブルク弦楽四重奏団など、室内楽演奏もおこなったとのことです。
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