モーツァルト:クラリネット協奏曲,ファゴット協奏曲 ウラッハ(cl) 他 (MVCW19009)
曲目・演奏者
●モーツァルト:
[1] クラリネット協奏曲 K.622
[2] ファゴット協奏曲 K.191
■[1]レオポルド・ウラッハ(cl) [2]カール・エールベルガー(fg) [1,2]アルトゥール・ロジンスキ指揮 ウィーン国立歌劇場o
ディスク・データ
CD// 国内盤 {MONO/ ADD} MV−ウェストミンスター*MVCW-19009
発売:96年/定価:1900円/録音:1954年/収録時間:51分
△ウェストミンスター復刻第1期 △ライナーノート:藤田由之, 高尾知良, 野村三郎
コンディション
◇ディスク:A-/ 内外縁に小キズ少しあり
◇ブックレット:A-/ 白地部分に軽い変色あり / 裏表紙にスレ線少しあり
◇プラケース:B+ ◇オビ:A-/ シワ少しあり
録音データ・その他
☆1954. 7 ウィーン・コンツェルトハウス・モーツァルトザールにおける録音。
−オリジナル・カップリング、オリジナル・ジャケット・デザインによる発売。[1]は日本で特別に愛されている演奏。今さらウラッハでもないだろうと思い聞いてみても、やっぱりいい。楽譜に書かれていることをキチッと丁寧に演奏していますが、これ見よがしの表現意欲というものは感じられず非常に抑制的で、慌てず騒がずという態度。恬淡としていながらそっけなさは感じられず、しとやかで、影が付きまとっています。「わびさび」などという言葉を持ち出すのは単純すぎるかもしれませんが、はかなさ、あるいはモーツァルト晩年の影が感じられることが、日本人の心を捉えてきたのではないでしょうか。
ーところで初めて気づきました。[1]冒頭で「ぷ〜⤴」というような音が聞こえます。まさかウラッハのクラリネットが鳴ってしまったというようなことがあり得るのでしょうか…。
−[2]エールベルガーもウィーン出身で、当時のウィーン・フィルの首席奏者 (1912- 2001)。1930年から36年までウィーン芸術大学で 当時 ウィーン・フィルの首席ファゴット奏者であったカール・シュトローブルに学び、1936年10月 ウィーン国立歌劇場、同時にウィーン・フィルのメンバーとなりました。 その後 ウィーン・フィルの首席奏者となり、1974年末に引退するまでつとめましたが、ソリストとしても活躍。当録音はその代表的な成果です。1956年 ヒンデミットとともにウィーン・フィルが初来日した際には同曲を演奏しました。またウィーン国立音大で数々のファゴット奏者を育てた名教授としても知られており、さらに弟 カミロ (1921- 2013)、カミロの息子 ラインハルトとアレクサンダーもウィーン・フィルの首席をつとめた奏者という音楽一家。ただしアレクサンダーのみオーボエ奏者です。
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