ドニゼッティ:レクイエム ファックラー=ヴェローナ; パヴァロッティ(T) 他 (DECCA)
曲目・演奏者
●ドニゼッティ:
レクィエム
■ゲアハルト・ファックラー指揮 ヴェローナ歌劇場o 同cho ヴィオリカ・コルテス(A) ルチアーノ・パヴァロッティ(T) レナート・ブルゾン(Br) パオロ・ワシントン(Bs)
ディスク・データ
CD// 海外盤 {ADD} LONDON*425 043-2
発売:92年/録音:1979年/収録時間:65分
△オヴェイション・シリーズ △歌詞掲載なし △原盤=CIME
△ディスク中心部の刻印=MADE IN GERMANY
コンディション
◇ディスク:A-〜B+/ 点キズ部分的にあり / 内縁にスリキズあり / 外縁に小キズわずかにあり // レーベル面に小スリキズ少しあり
◇ブックレット:A-〜B+/ シワ部分的にあり(少なめ / 強め含む) / 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:B+
録音データ・その他
☆1979. 2 ヴェローナ・テアトロ フィラルモニコにおける録音。(P) ゾーラ・プレドーザ、(E) パスクァーレ・ソッジウ。
−オペラ作曲家 ドニゼッティの珍しいレクィエム。ドニゼッティと同時期に生まれ、お互いに良きライバルとして刺激し合ったベッリーニが33歳の若さでこの世を去った際 リコルディ社から依頼された作品です。しかしドニゼッティは完成させることができずに死去。「サンクトゥス」,「アニュス デイ」などが欠けたまま残されました。初演されたのはドニゼッティの死後22年を経た1870年のこと。未完成ではあるものの14曲からなり、たっぷり65分。終曲はドニゼッティとは思えないような激しさを含む「リベラ メ ドミネ」で、未完の中途半端さは感じません。初演時に補完せずに演奏されたのも納得です。
−合唱曲はともかく、独唱にパヴァロッティをはじめとした名オペラ歌手を起用していることもあり、レクィエムを聞くというより、知られざるオペラのハイライトでも聞いているような気にもなってきます。例えば第5曲「ユデス エルゴ」などはパヴァロッティの甘く切々とした歌声に、ブルゾンの格調高い美声が絡みますが、ドニゼッティというよりもヴェルディ初期から中期のオペラの一場面のようです。第7曲「インジェミスコ」はテノール・ソロ。たっぷりとパヴァロッティの美声を楽しむことができます。一方 第3曲「ディエス イレ」はドラマティックながら長調に転調する部分を含み、オペラの悲劇的なフィナーレを思わせます。−余談ながら、オーバーな喜劇的表現で知られるワシントンがいたって真面目に神妙な歌を聞かせ、しかもウマくて立派であるのには驚きました。
−伊CIME原盤。音質は残念ながらメジャー・レーベルのレヴェルではありません。
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