トマジーニ:弦楽四重奏曲集 トマジーニQ (HCD32247)
曲目・演奏者
●トマジーニ:
[1] 弦楽四重奏曲 ニ長調
[2] 同 変ロ長調
[3] 同 ニ短調
■トマジーニQ〔ラースロー・パウリク,エルジーベート・ラーツ,イーヴァー・ポシュヴァネツ,バラーシュ・マーテー〕(古楽器使用)
ディスク・データ
CD// 海外盤 {DDD} HUNGAROTON*HCD 32247
発売:04年/録音:2003年/収録時間:75分
△ディスク=Manufactured by Sony DADC
コンディション
◇ディスク:A-/ 小キズ少しあり
◇ブックレット:B+/ シワ部分的にあり(強め含む) / 小口側端に小ツメ咬み痕あり / 裏表紙部分的に薄汚れあり / 内部白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:A- ◇バック・インレイ白地部分に変色あり(軽め)
録音データ・その他
☆2003. 5 ハンGリー・トルダーシュ・ルーテル教会における録音。(P, E) ヴェロニカ・ヴィンツェ。
−ルイージ・トマジーニはペーザロ生まれ、イタリアのヴァイオリニスト, 作曲家 (1741- 1808)。アントン・エステルハーザ侯爵に見出され、侯爵の宮廷楽団のヴァイオリニストとなりました。1761年 ヨーゼフ・ハイドンが侯爵の楽団の指揮者に就任すると、トマジーニはコンサートマスターに。相当の腕前であったようで、ハイドンはトマジーニのためにヴァイオリン協奏曲を作曲、また弦楽四重奏曲でも彼の見せ場を作りました。親密な関係であったのでしょう。一方でトマジーニは作曲もおこない、約30曲の弦楽四重奏曲、あるいはバリトン奏者でもあったエステルハーザ侯爵の息子 ニコラウスI世侯爵のためにバリトン・三重奏曲などを作曲しました。
ーこの3曲は世界初録音とのこと。3楽章の [1]は初期の作品、4楽章の [2,3]は 3曲からなる代表作 Op.8 からの作品とのことです。[1]ではハイドンの影響も見られますが、それでも第2楽章の短調によるセンティメンタルな美しい歌はイタリアのものではないでしょうか。[2,3]はそれほどハイドンには似ておらず、完全に自身のスタイルを確立していると感じます。長調から短調への変化、情緒の移ろいが素晴らしい。トマジーニQがその名を冠していること、これらの作品を世に問うた意味と価値を理解することができます。
ートマジーニQは (アンサンブル名はイタリア語ながら) ブダペスト・リスト音楽院の卒業生によるピリオド弦楽四重奏団。HNUGAROTON でモーツァルト、プレイェルのアルバムを制作しています。ピリオド楽器ですので薄味ではありますが、技術的に確かで闊達。知られざる作品の紹介者として充分の演奏と言えるでしょう。
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