モーツァルト:フィガロの結婚 ライナー=メト; シエピ(Bs) ロス・アンヘレス(S) 他 /L (GB1181・2CD)
曲目・演奏者
●モーツァルト:
「フィガロの結婚」K.492 全曲 〔第2幕フィナーレの途中まで § アントニオ登場から〕
■チェーザレ・シエーピ(Bs:フィガロ) ナディーヌ・コナー(S:スザンナ) ジュゼッペ・ヴァルデンコ(Br:伯爵) ビクトリア・デ ロス アンヘレス(S:伯爵夫人) ミルドレッド・ミラー(S:ケルビーノ) サルヴァトーレ・バッカローニ(Bs:バルトロ) ジーン・マデイラ(MS:マルチェッリーナ) ロバータ・ピータース(S:バルバリーナ) 他
フリッツ・ライナー指揮 メトロポリタン歌劇場o 同cho
ディスク・データ
CD// 海外盤 {MONO/ ADD} BONGIOVANNI*BG 1181/82-2 (2枚組)
発売:04年/録音:1952年LIVE/収録時間:79+79分
△スリムケース・タイプ △歌詞掲載なし △ディスク=Made in Italy by OPTI. ME. S
コンディション
◇ディスク:1)A-〜B+/ 小キズ部分的にあり,2)A-/ 小キズ, 点キズ少しあり
◇ブックレット:A-〜B+/ 小シワ少しあり(小さな強め含む) / ジャケ面小口側端に小ツメ咬み痕わずかにあり / 白地部分に変色あり
◇プラケース:A-〜B+
録音データ・その他
☆1952. 3. 1 NY・メトロポリタン歌劇場におけるライヴ録音。
−音質はマニアにとっては良好というところでしょう。ライナーの引き締まっていて生き生きとした指揮が素晴らしい。そして歌手も大変魅力的。シエーピはフィガロにしては堂々としてセクシーすぎますが、魔力的とも言える破格の歌声には抗しがたい魅力があります。封建社会に立ち向かう革命児という原作のフィガロのイメージでしょうか。コナーはメトで活躍したスーブレット・ソプラノですが、これがまたうまい。−シエーピとともにこの公演の大きな目玉であったであろうロス アンヘレスも第2幕のアリアこそ硬さがありますが、第3幕のアリアでは本領を発揮。彼女は伯爵夫人の正規録音を残していないので貴重な記録です。またリリックの理想と思えるようなしっとりとした潤いある歌声は、典型的なスーブレットという感じの軽い声のコナーとの対比の点でもいい。
−トスカニーニの指揮でイヤーゴやファルスタッフの録音を残したヴァルデンコ、最晩年のワルターに重用されたミラー、マルチェッリーナにしてはスケールの大きな歌を聞かせるマデイラ、喜劇的なキャラクターを得意としたバッカローニらも好演です。
−コナー (1907- 2003) について調べてみますと、なかなかの美人。アメリカでは充分スターで、テレビタレントのような仕事もしており、またヨーロッパでも歌ったようです。しかしメジャーレーベルの録音がないと現代の、特に極東のオペラ・ファンにはなかなか知られないですね。それだけにこうしたライヴ録音、放送用録音がいかに貴重かということになりそうです。
−第3幕、伯爵夫人のアリアのあとのレチタティーヴォがなく、手紙の二重唱が始まります。音の不具合があったのか、あるいは2CDに収めるためにカットされたのでしょうか。
ー以前 同内容の WALHALL*WLCD0013 を出品したことがあります。発売は当盤と同様 2004年。第3幕 伯爵夫人のアリアのあとのレチタティーヴォがないのも同様でした。
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