ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲集,p五重奏曲 他 ショスタコーヴィチ自作自演集 (VDC2048)
曲目・演奏者
●ショスタコーヴィチ:
[1] ピアノ五重奏曲 Op.57
[2] ピアノ協奏曲 第1番 Op.35
[3] 同 第2番 Op.102
[4] 2台のピアノのためのコンチェルティーノ Op.94
■ドミトリー・ショスタコーヴィチ(p)
[1]ベートーヴェンQ〔ドミトリ・ツィガーノフ,ワシリー・シリンスキー,ワディム・ボリソフスキー ,セルゲイ・シリンスキー〕
[2]サムイル・サモスード指揮 モスクワpo イオシフ・ヴォロヴニク(tp)
[3]アレクサンドル・ガウク指揮 モスクワ放送so [4]マキシム・ショスタコーヴィチ(p)
ディスク・データ
CD// 国内盤 {MONO} V−メロディア*VICC-2048
発売:90年/定価:2000円/録音:1950〜56年/収録時間:75分
△ライナーノート=藤田由之 △プラケース=ハードタイプ
コンディション
◇ディスク:A-/ 小キズ少しあり
◇ブックレット:B+〜B/ シワ部分的にあり(少なめ / 強め含む) / 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:B+ ◇オビなし
録音データ・その他
☆[1]1950,[2]1957,[3]1958,[4]1956年 以上モスクワにおける録音。原盤=ソ連MK。
−ショスタコーヴィチ自作自演集。ショスタコーヴィチが全幅の信頼を置き、ほとんどの弦楽四重奏曲を初演したベートーヴェンQとの [1]は技術を超えた感動があります。この音楽の “意味” が感じられる演奏で、特に第4楽章: 間奏曲の嘆きが真に迫っています。作曲家と同時代、同じ国で生き、長年活動を共にした強みでしょう。なおメンバーは記載されていませんが、上記の4人ではないかと思われます。
ーショスタコーヴィチがピアノを弾いた録音は録音は他にもあり、[2,3]にはクリュイタンス&フランス放送局国立oとの録音 (仏PATHE → EMI) もあります。それは1958年録音ですので、このソ連録音と同時期の録音です。[2]は拍手はないものの 咳などの会場ノイズがありライヴ演奏のようです。速い部分ではかなりゴチャゴチャし、当時はまだ超絶技巧を駆使した現代音楽であったことを感じさせますが、ショスタコーヴィチは速いテンポで果敢に攻めており、なんともスリリング。細かいミスタッチは多く、最後の音も失敗しています。指揮のサモスードはヒヤヒヤだったのではないでしょうか。一方 [3]はセッション録音のよう。長男マキシムのために書かれた作品のためでしょう、軽い内容で、特に第2楽章の素直で無垢な美しさには聞いているほうが恥ずかしくなる感じがしますが、第3楽章でやはりペロッと舌を出す感じがショスタコ。それを自演で聞ける意義は大きい。−[4]もマキシムのために書かれた作品で、そのマキシムとの共演。マキシムは1938年生まれですので 18歳頃の録音です。
ー国内初CD化盤。この後の再発はなかったのではないでしょうか。
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