モーツァルト:ディヴェルティメントK563 他 グリュミオーTr (PHILIPS)
曲目・演奏者
●モーツァルト:
[1] ディヴェルティメント K.563
[2] バッハによる6つの3声のアダージョとフーガ K.404a より 第1番ニ短調,第2番ト短調,第3番ヘ長調
■グリュミオー・トリオ〔アルテュール・グリュミオー(vn) ジェルジ・ヤンツェル(va) エヴァ・ツァコ(vc)〕
ディスク・データ
CD// 海外盤 {ADD} PHILIPS*416 485-2
発売:86年/録音:[1]1967, [2]73年/収録時間:62分
△ディスク中心部の刻印=MADE IN W. GERMANY BY PDO,416 485-2 01 #
△プラケース=ハード・タイプ
コンディション
◇ディスク:A-/ 小スリキズ少しあり / 内縁にスリキズあり(強め含む) // 読み取り面にレーベル面の薄い裏写りあり
◇ブックレット:A-〜B+/ シワ部分的にあり(強め含む) / 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:A-〜B+ ◇バック・インレイ白地部分に変色あり(軽め)
録音データ・その他
☆[1]1967. 6 オランダ,[2]1973. 1 スイス・ラ ショー ド フォンにおける録音。
−[2]はバッハの「平均律」他から編曲したもの。ここでの3曲の原曲は BWV.853, 883, 882 です。
−ヤンツェルはハンガリー生まれ (1914- 89)。かのフバイに師事し、最初はヴァイオリニストとして活動していましたが、のちにヴィオラに転向。ヴェーグQのヴィオリストを1940年から78年までつとめました。ツァコはその夫人。夫婦はグリュミオーの親友で、1967年にグリュミオー・トリオを結成。録音もいくつか残しました。
−ヴィオラとチェロは控えめで、グリュミオー中心の演奏ではありますが、グリュミオーも協奏曲やソナタの時ほどに優美に歌っていません。ヤンツェル&ツァコとの統一感を重視しており、ややこじんまりとしていています。グリュミオーは当作品がディヴェルティメントという娯楽的なジャンルの名を冠していることとは裏腹に、晩年の深みとコクある作品であることを表現したかったのでないでしょうか。とはいえ、名作である終楽章の歌のなんと麗しいことでしょう。グリュミオーならではの高雅な美を楽しませてくれます。一方[2]での3人はもっと雄弁で、強固な合奏力を発揮。グリュミオーの美質も充分。これを聞くと やはり[1]は特別なものを表現しようとしのではないか という推測がより確信に近づくようです。
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