ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全曲,変奏曲集 ギレリス(p) セル=Clev (WARNER ・3CD)

メイン画像:ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全曲,変奏曲集 ギレリス(p) セル=Clev (WARNER ・3CD)ジャケット写真

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商品番号:0190295895181

  • 通常価格:1,600円(内税)
  • 会員価格:1,520円(内税)【5%OFF】

曲目・演奏者

●ベートーヴェン:
[1] ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15
[2] 同 第2番変ロ長調 Op.19 §
[3] 同 第3番ハ短調 Op.37
[4] 同 第4番ト長調 Op.58 §
[5] 同 第5番 変ホ長調 Op.73
[6] 創作主題による32の変奏曲ハ短調 WoO.80
[7] ヴラニツキーのロシア舞曲 (「森のおとめ」より) の主題による12の変奏曲イ長調 WoO.71
[8] 創作主題 (トルコ行進曲) による6つの変奏曲ニ長調 Op.76

■エミール・ギレリス(p) [1-5]ジョージ・セル指揮 クリーヴランドo

ディスク・データ

CD// 海外盤 {ADD} WARNER*0190295895181 (3枚組)
 発売:17年/録音:1968年/収録時間:65+70+69分
△ディスク=Made in the EU

コンディション

◇ディスク:1)A-/ 小スリキズ少しあり/ 内縁にスリキズあり(円周状),2,3)A-/ 小キズ少しあり / 内縁にスリキズ少しあり(円周状)
◇ブックレット:A-〜B+/ シワ少しあり(強め含む)
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイにシワ少しあり(強め)

録音データ・その他

☆1968. 4, 5 クリーヴロアンド・セヴェランス ホールにおける録音。(P) ポール・マイヤーズ、(E) F. ブルーノ,E. T. グラハム,E. ミヒャルスキ。録音:EMI。
−魅力的な組み合わせによる興味深い録音ですが、少なくとも国内盤では長く注目されなかったもの。もとは協奏曲全集として発売されたものですが、日本では1969年のLP初出の後、2015年 タワーレコード企画でSACD化されるまで、CDでは1987年と90年に第4, 5番が発売されただけという状況でした。ネット上で音がよくなかったため評判にならなかったという話がありましたが、当盤を聞いた限り、年代を考えれば取り立ててよくないわけではないようです。演奏がまた素晴らしい。ギレリスの透明にして硬質ながら、弱音を多用した繊細なピアノの格調の高さ。かっこつけるようなところや外連味がなく真摯。高潔な人間性を感じさせるもので、風貌に合っている感じ。ここ一番の強い打鍵がかつて “鋼鉄の獅子王” と呼ばれたことの片鱗を聞かせます。そんな音楽性にセル&クリーヴランド管はうってつけのパートナーだったでしょう。ふたりの共演と言えば、この録音の翌年8月、ザルツブルク音楽祭でのウィーン・フィルとのベートーヴェン:第3番がかつてORFEOでCD化されており、ギレリス&セルの共演というと少し前までは、この全集よりもそのライヴ録音を思い出す方の方が多かったのではないかと思いますが、その共演はこのセッション全集でのお互いの共感があったからではないか などと単純な想像をしてしまうところです。ブックレットには3枚のレコーディングの様子の写真が掲載されています。変奏曲は音が少しぼやけた感じもしましたが、演奏は抜群。変奏曲という形式はギレリスのようなタイプのピアニストは得意とするところでしょう。

商品番号:0190295895181

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