▽グルック:オルフェオとエウリディーチェ ヤーコプス=FBO; フィンク(MS) 他 (HMC901742・2CD)
曲目・演奏者
●グルック:
「オルフェオとエウリディーチェ」全曲 (1762年ウィーン版 / 伊語歌唱)
■ベルナルダ・フィンク(MS:オルフェオ) ヴェロニカ・カンジェミ(S:エウリディーチェ) マリア・クリスティーナ・キール(A:アモール)
ルネ・ヤーコプス指揮 フライブルク・バロックo (古楽器使用) RIAS室内cho
ディスク・データ
CD// 海外盤 {DDD} HARMONIA MUNDI*HMC 901742〜3 (2枚組)
発売:01年/録音:2001年/収録時間:40+51分
△紙ケース仕様(▽厚さ2.9センチ / クラムシェル型) △二ツ折ディジパック
△ブックレット付き(85ページ) △伊語詞・仏英独訳掲載 △ディスク=MADEIN GERMANY
コンディション
◇ディスク:1)A,2)A-〜B+/ 小スリキズ部分的にあり
◇ブックレット:A〜A-
◇紙ケース:A-〜B+/ 線キズ部分的にあり
録音データ・その他
※当商品は厚さの関係でレターパックプラス、あるいはゆうパックでの発送となります。
☆2001. 1 ベルリン・テルデックス・スタジオにおける録音。(P) エバーハルト・ガイガー、(E) ミケル・グレイザー。
−ピリオド演奏らしくリズム感よく、柔らかで風遠しのよい音でありながら鋭いダイナミズムを持つ序曲から心躍らされますが、オペラが始まるとヤーコプスはむしろやや遅めのテンポをとって悲劇的な抒情を丁寧に描いています。第2幕 地獄の黄泉の国の場面でも恐怖を充分に表現しながら、こけおどし的な強烈な表現に陥ることはなく、芸術的な品格を保っている。実に繊細で豊かな演奏です。なお有名な「精霊の踊り」はパリ上演のために加えた曲で、当ウィーン初演版にはありません。
−オルフェオ役のフィンク、エウリディーチェ役のカンジェミとも美しい声質とともに、ロマン派以降の劇場的な表現とは異なる、もっと細やかな情緒表現 (ヴィヴラートは使用しています)。オケとの様式の一致を感じるとともに、実際の上演をもとにした録音なのでしょう、オケが歌にピタリとつけています。−一方 かつては女神のように歌われたアモーレ (愛の神) は人間的な歌。ローマ神話の愛の神 クピードーを思わせるいたずらっ子のような歌です。これが本来の意図でしょう。
−オケと合唱メンバー掲載。オケの弦五部は 6-5-4-3-2。fgに村上由紀子女史の名あり。合唱は 9-6-8-9 で計32人。
※当アルバムのCD収納はディジパックですが、当初 通常のセットものプラケースの予定だったのか、紙ケースの隙間が大きいです。隙間に緩衝材を入れてお送りします。
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