ムソルグスキー:ボリス・ゴドゥノフ セムコフ=; タルヴェラ(Bs) ゲッダ(T) 他 (EMI・3CD)
曲目・演奏者
●ムソルグスキー:
「ボリス・ゴドゥノフ」 全曲
■マルッティ・タルヴェラ(Bs:ボリス) ニコライ・ゲッダ(T:グリゴリー, ドミトリー) レオナルド・ムロツ(Bs:ピーメン) ボジェナ・キナシュ(MS:ヒョードル) オーゲ・ハウグランド(Bs:ワルラーム) ボクダン・パプロツキ(T:シュイスキ) ヴィエラ・バニエヴィツ(MS:ヒョードル) ハリーナ・ウコムスカ(S:クセーニャ) アンジェイ・ヒオルスキ(Bs:シチェルカーロフ, ランゴーニ) ボジェナ・ブルン- バランス(A:乳母) 他
イエジー・セムコフ指揮 ポーランド国立放送o クラクフ・ポーランド放送cho クラクフ交響cho少年合唱部
ディスク・データ
CD// 海外盤 {ADD} EMI*5 09178 2 (3枚組)
発売:08年/録音:1976年/収録時間:74+74+76分
△紙ケース・タイプ(厚さ1.5センチ) / 厚紙ディスクケース △ブックレット付き(39ページ)
△歌詞掲載なし △ディスク=MADE IN THE EU
コンディション
◇ディスク:1)B+〜B/ スリキズ部分的にあり(強め含む / 小さめ*動作確認済),2)A-〜B+/ スリキズ少しあり(強め*動作確認済),3)A-/ スリキズ少しあり // レーベル面に退色あり? 汚れあり(ほとんど細かい)
◇ブックレット:A-/ シワ少しあり(強め)
◇紙ケース:B/ 線キズあり(表紙中心 / 強め含む) / おもて面上部にヘコミあり(軽め), 下部一部に傷み線あり
録音データ・その他
☆1976. 8 ポーランド・カトヴィツェにおける録音。(P) デイヴィッド・モットリー、(E) マイケル・グレイ。
−セムコフはポーランド出身 (1928- 2014)。フランスに帰化しました。1954年から2年ほどレニングラードでエフゲニー・ムラヴィンスキーの助手をつとめ、他方 エーリヒ・クライバーやブルーノ・ワルターにも師事したとのことです。ボリショイ劇場やワルシャワ国立歌劇場、クリーヴランド管など多くの歌劇場やオケのポストを歴任した実力者です。録音は1960年代からおこなっており、DGへのヴァーシャリ(p) とのショパン:ピア協奏曲第1番もありますが、代表的録音というと、EMIへの当録音と「イーゴリ公」、あるいはセイント ルイス響のシェフ時代 (1975- 79) のVOXレーベルへのシューマン交響曲全集というところでしょう。晩年のポーランド国立放送響 自主制作のブラームス交響曲全集というのもあるようです。
−セムコフ&ポーランド放送響は洗練度合いはほどほどながらスラヴ感があるのがいい。録音としては歌中心という録り方ですが、ドラマの描き方は堂に入ったものです。歌手はタルヴェラとゲッダ以外は録音の世界で有名とは言えないながら皆 素晴らしい。ロシア・オペラの特殊性と奥深さを感じずにはいられません。私の世代、ボリス役と言えばニコライ・ギャウロフという偉大な歌手がそのイメージを作り上げましたが、タルヴェラ全盛期の張りのある美しい声のボリスもまた一興です。
※3つ目の画像のように、[DISC-3]のレーベル面だけペイントが施されていないように見えます。市販のCD保護シールが貼られていたのをめくってペイントが取れてしまったのかとも思いましたが、EMIロゴの赤はきれいなのは不自然なような気もします。退色してしまったのか、あるいはもともとのプレス時のミスでしょうか。ともかく再生には問題がありませんでした。
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