バックス:交響曲第5番,ロシア組曲 トムソン=LPO (CHAN8669)

メイン画像:バックス:交響曲第5番,ロシア組曲 トムソン=LPO (CHAN8669)ジャケット写真

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商品番号:CHAN8669

  • 通常価格:1,100円(内税)
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曲目・演奏者

●バックス:
[1] 交響曲第5番
[2] ロシア組曲〔1. ホパーク (国民舞曲),2. 夜想曲 (ウクライナの5月の夜),3. ウォッカの店で〕

■ブライデン・トムソン指揮 ロンドンpo

ディスク・データ

CD// 海外盤 {DDD} CHANDOS*CHAN 8669
 発売:89年/録音:1988年/収録時間:62分
△ディスク中心部の刻印=DADC AUSTRIA

コンディション

◇ディスク:B+/ スリキズ部分的にあり(ほとんど小スリキズ)
◇ブックレット:B+〜B/ 小口側下辺にツメ咬み痕あり(強め) / ジャケ面部分的にシワあり / 小口側端に小シワあり(強め含む)
◇プラケース:B+

録音データ・その他

☆1988. 11 ロンドン・セントラル スクェア・聖ジュード教会における録音。(P) ティム・オールダム、(E) ラルフ・カズンズ,ベン・コネラン。
−アーノルド・バックスはイギリスの作曲家 (1883- 1953)。若い頃からケルト文学に傾倒し、アイルランドの土着音楽に触れ、強い影響を受けます。後期ロマン派的様式と印象主義の手法を基本としながら、北方的なイディオムを取り入れた作品を残しました。ちなみに 彼はホルストに占星術の手ほどきをした劇作家クリフォード・バックスの実兄で、彼自身もホルストとは親しい間柄だったとのことです。−長く忘れられた存在でしたが、このCHANDOSレーベルのトムソン指揮によるバックス交響曲全7曲、管弦楽曲集が再評価のきっかけとなりました。
−第5番は1931, 32年作曲。3楽章からなり、17分+11分+14分と規模の大きな作品。シベリウスに献呈されていますが、この大作曲家から影響を受けていてシベリウスを思わせるところがあるのと同時に、この冒頭の主題はシベリウスの交響曲第5番の第2楽章のテーマのパロディ。多くの方が一聴して何かの曲のパロディであることには気づかれるのではないでしょうか。大変 不気味な形で作り変えているのですが、それこそ奇怪な物語を音化したかのような音楽が展開されます。終楽章も未開人的な不気味な舞曲風で始まりますが、悠然と落ち着いたエピローグから 最後は長調に変わり、いつのまにやら英雄的な輝かしいフィナーレで曲を終えます。聞きごたえある魅力作です。−[2]は1919年 ディアギレフのロシア・バレエ団がロンドンを訪れた際に委嘱を受けて書かれたもの。−トムソン&LPOの演奏はスケール大きな演奏で見事。バックスの真価を聞くことができると言っていいでしょう。

商品番号:CHAN8669

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