メユール:交響曲全曲,序曲2曲 スヴィエルチェフスキ=グルベンキアンo (NIMBUS・2CD)日本語解説書付き
曲目・演奏者
●メユール:
[1]「若きアンリの狩」序曲
[2] 交響曲第1番ト短調
[3] 同 第2番ニ長調 §
[4]「にせの宝物」序曲
[5] 交響曲第3番ハ長調
[6] 同 第4番ホ長調
■ミシェル・スヴィエルチェフスキ指揮 グルベンキアン財団o
ディスク・データ
CD// 海外盤 {DDD} NIMBIS*NI 5184〜5 (2枚組)
発売:89年/録音:1988年/収録時間:64+54分
△ディスク=Made in England / MASTERD BY NIMBUS
コンディション
◇ディスク:1)A-〜B+/ 小スリキズ少しあり / 外縁に小スリキズ少しあり,2)A〜A-/ 点キズわずかにあり
◇ブックレット:A-〜B+/ 小シワ部分的にあり(少なめ / 強め含む) / 裏表紙一部にスレ線あり / 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイ白地部分に変色あり(軽め)
録音データ・その他
☆1988. 12 リスボンにおける録音。
−エティエンヌ・メユールはフランス革命期に活躍したフランスの作曲家 (1763- 1817)。24曲のオペラを作曲し、そのジャンルが重要な仕事でしたが、そのかたわら たくさんの革命政府の記念歌、カンタータ、そして4つの交響曲を作曲しました。[2]交響曲第1番はメンデルスゾーンの指揮するライプツィヒ・ゲヴァントハウス管の演奏会でもとり上げられ、シューマンを含む聴衆によって絶賛された作品。悲劇的な様相が強く、特に第1楽章冒頭の怒りをぶつけるような主題は大変 印象的。また第4楽章はベートーヴェンの「運命の動機」を思い出させるような主題を持っています。ベートーヴェンの交響曲第5番と同じ年の作曲で、シューマンは メユールがベートーヴェンの交響曲第5番を知っていたのか?と訝ったとのことです。また同時にモーツァルトの交響曲第40番第1楽章も思い起こさせます。−[3]交響曲第2番はそれ以上の素晴らしい曲ではないでしょうか。基本的には長調ながら 悲劇的な曲調とせめぎあっているような曲。ハイドンを初期ロマン派風にした感じ、あるいは初期のシューベルトの交響曲なんかに近い気がしますが、シューベルトの晩年の影や狂気を併せ持っているような感じでしょうか。−[5]交響曲第3番は3楽章形式で、ショスタコーヴィチの「レニングラード」の冒頭を思わせる弦楽による主題、トランペットがファンファーレのように鳴り響く第1楽章、オケの超絶技巧を思わせるせわしない動きによる華麗で快活な終楽章が面白い。−[6]交響曲第4番は初演当時も絶賛されたという第2楽章: アンダンテのチェロによる歌がいい。彼が得意としていたオペラの歌を思わせます。
−スヴィエルチェフスキは1955年 パリ生まれ。チャールズ・マッケラス他に師事、アンサンブル アンテルコンタンポランでブーレーズのアシスタントをつとめ、その後 ミラノ・スカラ座でクラウディオ・アッバードの、パリ国立オペラでジョルジュ・プレートルの副指揮者をつとめました。1991年からはコンピエーニュ帝国劇場のオペラ・フェスティバルで多くのオペラを指揮。フランスを中心に、世界のオケに客演しているとのことです。−当アルバムはフランス革命200年記念として録音されたもの。先に同コンビがADESレーベルに録音したルーセル:「蜘蛛の饗宴」他のアルバムとともに、数多くの音楽賞を受賞したとのことです。
−もとは ミュージック東京による国内盤仕様盤 NSC5001〜2 であったもので、三ツ折の日本語解説書 (ライナー:平野昭) が附いています (シワ少しあり)。
- [カートに入れる] のボタンがないものは売れてしまった商品です
- This is sold only in Japan.
- 商品データの見方はこちら
- ディスク各部の名称等について
- 商品等のお問い合わせはメールにてお願いしまします。電話はご容赦ください