モーツァルト:セレナード集 (アイネ・クライネ 他) スウィトナー=SKD (PHILIPS)
曲目・演奏者
●モーツァルト:
[1] アイネ クライネ ナハトムジーク K.525 (セレナード第13番)
[2] セレナータ ノットゥルノ K.239 (セレナード第9番)
[3] セレナード第2番 K.101
[4] ノットゥルノ K.286 (セレナード第8番)
■オトマール・スイトナー指揮 シュターツカペレ ドレスデン
ディスク・データ
CD// 海外盤 {ADD} PHILIPS*426 060-2
発売:89年/録音:[1,2]1960, [3,4]73年/収録時間:51分
△コンサート クラシックス・シリーズ △ライナーノートなし (二ツ折のジャケット)
△ディスク中心部の刻印=MADE IN W. GERMANY BY PDO △プラケース=ハード・タイプ
コンディション
◇ディスク:A-〜B+/ スリキズ少しあり
◇ジャケット:A-/ 軽シワ少しあり / 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:B+〜B ◇バック・インレイ白地部分に変色あり(軽め)
録音データ・その他
☆[1,2]1960. 11,[3,4]1973. 3 以上ドレスデン・ルカ教会における録音。 (P) [1,2]ゲアハルト・ヴォルム,[3,4]エバーハルト・リヒター、(E) [1,2]クラウス・シュトリューベン,{3,4]ホルスト・クンツェ。
−スイトナーは38歳であった1960年の交響曲第29番からスタートし、1975年にかけてモーツァルト後期交響曲集 (13曲) を録音。徳間−ドイツ・シャルプラッテンで幾度となく発売され、スイトナー若き日の代表的録音として日本でも親しましました。私も高校時代 交響曲第35番をLPで聞き (東芝EMI−セラフィム)、勢いとともに高雅さのある演奏に、このコンビのとりこになったのですが、当アルバムの4曲のセレナード集は、まさしくこのCDを購入して聞いた思い出深いアルバムです。1961年録音の「音楽の冗談」とともに、交響曲録音の合間に録音したものということになりますが、[1]は遅いテンポでのんびりしているのはともかく、弦楽合奏が粗いのが残念。出谷啓氏がSKDについて CD化でアラが目立つようになったと書いておられたことが思い出されますが、どういうわけか 目が詰んでいて美しい時と粗い時の差が大きいようです。同時に録音した[2]ではアンサンブルはよく、また音楽に生気があり、満足すべき演奏なのですから一筋縄ではいきません。−[3,4]はそれから12年半後の演奏。12年半前とスタイルが変わらないことがスゴイ。東独ならではないかと思われますが、素朴さを含む昔風の優雅さもまさしく東独の美質と感じます。−ちなみに[4]は、hrn2, vn2, va, cb で構成された4つのオーケストラで演奏される特殊な曲。第2群以下は 第1エコー、第2エコー、第3エコーと命名されており、立体音響効果を駆使した優雅 かつ神秘的な曲です。私は林の中のあちこちで鳴くヒグラシを聞くとこの曲を思い出します。
−なお[1]第3楽章のトリオでカチカチという異音が聞こえますが、YOU TUBEにアップされている同演奏でも聞こえます。少なくとも当盤の不良というわけではありませんので、あらかじめご了承ください。
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