シベリウス:vn協奏曲,シュニトケ:合奏協奏曲第1番 クレーメル(vn) 他 (RCA)
曲目・演奏者
●[1] シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 Op.47
[2] シュニトケ:合奏協奏曲第1番 (2vn, 弦楽合奏, cemb, プリペアドpための) (1977)
■ギドン・クレーメル(vn) ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮 ロンドンso [2]タチアナ・グリンデンコ(vn)
ディスク・データ
CD//海外盤 {ADD} RCA*09026-60957-2
発売:92年/録音:1977年/収録時間:60分
△ディスク=Made in USA
コンディション
◇ディスク:B/ スリキズ部分的にあり(強め含む*動作確認済)
◇ブックレット:B〜B-/ 小口側下辺に強いツメ咬み痕あり(裏表紙に小ハゲ) / シワ部分的にあり / 薄汚れ少しあり
◇プラケース:B
録音データ・その他
☆1977. 8 ザルツブルク大学大ホールにおける録音。記載はありませんが EURODISC原盤。
−クレーメル30歳時、2曲とも2回おこなった録音の1回目の録音です。やはり透徹した響き、硬派の演奏ではありますが、後年のような奇才の研ぎ澄まされた演奏ではなく、瑞々しさを感じます。しかし第2楽章での情緒に流されないキリリとした表情、クライマックスへの持っていき方などカッコイイ。後年のクレーメルが嫌いだが、若き日の演奏は好きというかたはおられることでしょう。ロジェストヴェンスキーの指揮はクライマックスでのヴォルテージ、金管を思いっきり鳴らす部分などロシア風を感じさせますが、しっかりとクレーメルを支えています。−一方[2]は作曲の年の録音ですが、初演後すぐにおこなわれたのでしょうか。この曲はもう現代音楽、とりわけ複数のジャンルや技法を使う多様式主義の古典とも言えるでしょうか。シュニトケ入門には最適でしょう。バロックの合奏協奏曲の形式を模した6楽章からなり、協和音と不協和音がせめぎあうなかに、メロディがかけめぐり、ふとヴィヴァルディやブラームス、タンゴなどが聞こえてきます。
−なおクレーメルは[1]を1982年 ムーティ&PO と (EMI)、[2]を1988年 H. シフ&COEと (DG) 再録音しています。
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