モーツァルト:ディヴェルティメント K563 他 ベラルテens [ラウテンバッハー(vn) 他] (PAL1088)
曲目・演奏者
●モーツァルト:
[1] ディヴェルティメント 変ホ長調 K.563
[2] 6つの前奏曲 (アダージョ) とフーガ K.404a より 4曲〔第4〜6, 2番〕
■ベラルテens〔ズザーネ・ライテンバッハー(vn) ウルリヒ・コッホ(va) マルティン・オステルターク(vc)〕
ディスク・データ
CD// 国内盤 {DDD} Cr−パレット*PAL-1088
発売:88年/定価:3200円/録音:1985年/収録時間:71分
△ライナーノート:高橋英郎 △原盤:PANTHEON △プラケース=ハード・タイプ
コンディション
◇ディスク:B+〜B/ スリキズ少しあり(強め*動作確認済)
◇ブックレット:B/ 小口側下辺に強いツメ咬み痕あり / シワ部分的にあり(強め含む) / 小口側端付近に汚れあり(軽め) / 内部白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイ白地部分に変色あり(軽め) ◇オビなし
録音データ・その他
☆1985年 シュトゥットガルト・音楽スタジオにおける録音。(P) ハインツ・ヤンゼン。
−ズザーネ (ズザンネ)・ラウテンバッハーはアウクスブル生まれの女流 (1932- 2020)。生地のレオポルト・モーツァルト音楽院でヴァイオリンを学び、フロイントSQを率いていたカール・フロイントに師事。その後 ブロニスラフ・ギンペル、マックス・ロスタル、ヘンリク・シェリングの薫陶を受けました。ミュンヘン国際音楽コンクールで入賞。ベルリン響に独奏者として度々登場し、室内楽奏者としてシュトゥットガルトのベラルテ・トリオなどでも活動し、録音も残しました。他方 シュトゥットガルト音楽院などで指導者としても活躍。晩年は武庫川女子大学で教鞭をとったとのことです。−夫は音響エンジニアのハインツ・ヤンゼン。当アルバムの夫のプロデュースです。
−PALETTEレーベルは世界のレーベルから注目すべき録音を1点買いして国内盤として発売していたクラウンレコードのレーベル。フルトヴェングラーの一連の録音は、音がいいということで近年 再注目されました。そしてこちらも近年 再注目のラウテンバッハーのディジタル録音。日本では当時 ラウテンバッハーは知る人ぞ知る存在だったと思いますが、この国内発売は武庫川女子大学で教鞭を執っていたことが関係しているのでしょうか。−演奏は繊細、優美ではなく、ガッシリとしたスタイル。作為的ではなく、素朴さとともに雄弁。ヴィオラが名手 コッホであるというのもものを言っています。−なおブックレット裏表紙に3人の写真が掲載されています。ラウテンバッハーの写真は少ないようですので、録音当時と思われる近影 (録音は53歳頃) は貴重と言えそう。にっこりと微笑むラウテンバッハーの表情が印象的です。ちなみにコッホはラウテンバッハーの11歳ほど年上、オステルタークは逆に11才ほど年下。オステルタークもこの後 ソリストとして活躍しました。
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