メンデルスゾーン：ピアノ協奏曲集　シフ(p) デュトワ＝SOBR （DECCA）

曲目・演奏者

●メンデルスゾーン：
[1] ピアノ協奏曲第1番 Op.25
[2]　同　第2番 Op.40

■アンドラーシュ・シフ(p)　シャルル・デュトワ指揮 バイエルン放送so

ディスク・データ

CD// 海外盤 {DDD} DECCA＊414 672-2
　発売：85年／録音：1982年／収録時間：41分
△ディスク中心部の刻印＝MADE IN W. GERMANY BY PDO
△プラケース上に LONDON のロゴシール貼付　△プラケース＝ハード・タイプ

コンディション

◇ディスク：A-〜B+/ スリキズ少しあり(小さめ / 強め＊動作確認済) / 内外縁にスリキズ少しあり // レーベル面中心部にスリキズ少しあり(小さめ / 強め)
◇ブックレット：B+〜B/ 小口側端に強いツメ咬み痕あり / 小シワ少しあり(強め含む) / ジャケ面背側に薄ハゲ少しあり / 白地部分に軽い変色あり / 薄汚れ少しあり /
◇プラケース：B+　◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり

録音データ・その他

☆1982. 12 ミュンヘン・ヘルクレスザールにおける録音。
−シフは弱音中心、清水のように美しいピアノ。ナイーヴな青年のように歌い (それこそ若い頃のシフのポートレイトを思い出させます)、また小気味よく音を弾ませて 早いパッセージを爽やかにこなします。メンデルスゾーンのドラマティシズムを深刻に捉えて 音楽を大きく膨らますことはせず、古典派の延長線上としての初期ロマン派の息吹の美しさを聞かせてくれます。[2]の第2楽章: アダージョ エ ソステヌートの美しさが印象的。またデュトワの手になるバックの涼しい響きも そんなシフにピッタリです。