モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ,変奏曲集 (21曲) ズスケ(vn) オルベルツ(p) (EDEL・5CD)
曲目・演奏者
●モーツァルト:
[1] ヴァイオリン・ソナタ第24 (11) 番ハ長調 K.296
[2] 同 第25 (12) 番ト長調 K.301(293a)
[3] 同 第26 (13) 番 変ホ長調 K.302(293b)
[4] 同 第27 (14) 番ハ長調 K.303(293c)
[5] 同 第28 (15) 番ホ短調 K.304(300d) §
[6] 同 第29 (16) 番イ長調 K.305(293d)
[7] 同 第30 (17) 番ニ長調 K.306(300l)
[8]「羊飼いの娘セリメーヌ」による12の変奏曲 K.359(374a)
[9]「泉のほとりで (旧 ああ恋人を失くした)」による6つの変奏曲 K.360(374b) §
[10] ヴァイオリン・ソナタ第32 (20) 番ヘ長調 K.376(374d)
[11] 同 第33 (21) 番ヘ長調 K.377(374e)
[12] 同 第34 (18) 番 変ロ長調 K.378(317d)
[13] 同 第35 (19) 番ト長調 K.379(373a) §
[14] 同 第36 (22) 番 変ホ長調 K.380(374f)
[15] 同 第37番イ長調 K.402(385e)
[16] 同 第38番ハ長調 K.403(385c)
[17] アンダンテとアレグレット (ソナタ第39番) ハ長調 K.404(385d)
[18] ヴァイオリン・ソナタ第40 (23) 番 変ロ長調 K.454 §
[19] 同 第41 (24) 番 変ホ長調 K.481
[20] 同 第42 (25) 番イ長調 K.526
[21] 同 第43 (26) 番ヘ長調 K.547
■カール・ズスケ(vn) ヴァルター・オルベルツ(p)
ディスク・データ
CD// 海外盤 {ADD} EDEL CLASSICS*0002192CCC (5枚組)
発売:01年/録音:1967, 70〜72年/収録時間:62+63+76+68+62分
△紙ケース・タイプ(クラムシェル型 / 厚さ2.1センチ) / 厚紙ディスクケース
△ブックレット付き(14ページ) △ディスク:Made in Germany by optical media
コンディション
◇ディスク:1)B+/ スリキズ部分的にあり(小さな強め含む),2)A,3)A〜A-/ 点キズわずかにあり,4)A〜A-/ 外縁に小キズ少しあり
◇ブックレット:A-〜B+/ シワ少しあり(強め) / 直線状のシワ少しあり
◇紙ケース:B/ 線キズ部分的にあり(強め含む) / 薄汚れ部分的にあり
録音データ・その他
☆[1-4]1972. 7,[5-8,10,11]1972. 12,[9]1972. 10,[12,13]1971. 10,[14-16]1971. 9, 10,[17]1971. 10,[18,20]1967. 10,[19,21]1970. 10 すべてドレスデン・ルカ教会における録音。(D) エバーハルト・リヒター 、(E) ヘルガルト・ウンガー,イェルゲン・レグラー。
−少年期の作品、偽作、そして断片のみの第31番以外の主要曲21曲を演奏しています。ーズスケがシュターツカペレ ドレスデンのコンマスをつとめていた頃の録音。ピアノのオルベルツとともに なんと清潔で美しい音色による端正な演奏であることでしょう。聞く前は、折り目正しくスタティックな演奏で、力強さに欠けたりするのではないかと想像していましたが、ダイナミクスにも不足なく、速いテンポ、力強いアタックを駆使し、表情の変化を見事に表現しています。とはいえズスケはまじめな性格を感じる演奏で、決して小器用ではなく、愉悦を表現するようなタイプではないようですが、東独の清廉な芸術の指向を感じるもので、決して欠点ではないでしょう。一方 ピアノのオルベルツは硬質なピアノの音に豊かな表現を込めており、モーツァルトの時代は「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ」であったこともあり、この演奏の成功はオルベルツの役割が大きいように思われます。速いテンポでも粒立ちの良さは変わらず、清潔にして力強く、表情の変化を的確にとらえています。急にオルベルツの代表的録音であるハイドンのピアノ・ソナタ全集が聞きたくなりました。以上 [DISC-1, 5] を聞いての感想です。
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