モーツァルト:ミサ曲K427 マリナー=ASMF; マーシャル(S) 他 (PHILIPS)
曲目・演奏者
●モーツァルト:
ミサ曲ハ短調 K.427 (大ミサ) (ロビンス・ランドン版)
■ネヴィル・マリナー指揮 アカデミー オヴ セイント. マーティン- イン- ザ- フィールズ (o, cho) マーガレット・マーシャル,フェリシティ・パーマー(S) アンソニー・ロルフ・ジョンソン(T) グウィン・ハウエル(Bs) ニコラス・クレーマー(org)
ディスク・データ
CD// 海外盤 {ADD} PHILIPS*420 891-2
発売:88年/録音:1979年/収録時間:53分
△シルヴァー ライン クラシックス・シリーズ ◇歌詞掲載なし
△ディスク中心部の刻印=MADE IN W. GERMANY BY PDO △プラケース=ハード・タイプ
コンディション
◇ディスク:A-/ 点キズわずかにあり / 内縁にスリキズ少しあり
◇ブックレット:B+/ シワ少しあり(裏表紙に強いシワ1ヶ所あり) / ジャケ面背側に薄汚れ少しあり / 内部白地部分に変色あり
◇プラケース:B+
録音データ・その他
☆1986. 11 ロンドン・セイント・ジョンズ教会における録音。(P, E) ヴィルヘルム・ヘルヴェーク、(E) 他3名。
−キリエの一部をアニュス デイに転用し、他の宗教曲の素材も用いて補筆した完成版であったシュミット版 (1901年) は旧モーツァルト全集に採用されていましたが、ロビンス・ランドンはもとの未完の形に戻した版を発表 (1956年 オイレンブルク)。ただし「クレード」の弦のパートなどの欠落部分は演奏可能に付け足し、「サンクトゥス」の「オサンナ」の合唱を4声から8声に作り直してあります。 その後 1980年代に入ってエーダー版、モーンダー版、バイヤー版が発表され、エーダー版は新全集に採用されました。さらに2000年に入って ロバート・レヴィンが未完の部分を補った補筆完成版も作られました。
ー演奏は素晴らしい。まずもって、鍛えられ、洗練を極めたASMFの弦楽アンサンブルの美しさ。陰影のない人工的とも言うべき美しさが壮麗なカトリック教会の雰囲気にマッチしているのがいい。そのうえで美しくバランスを整えているにもかかわらず、力強さ、メリハリ、高揚感にも不足ありません。合唱も同様に鍛えられ、洗練を極めたもので、乱れなど一切なく、まさに神にささげるべき美しき歌。マーシャルをはじめとするクセのないイギリスの独唱陣も (パーマーに不満を感じる箇所があるとはいえ) 見事にこの演奏に合っています。マリナー最高の演奏のひとつではないだろうかと感じました。
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