ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集 シェイナ=チェコpo (28C37-24)
曲目・演奏者
●ドヴォルザーク:
スラヴ舞曲集 Op.46 & 72 全曲
■カレル・シェイナ指揮 チェコpo
ディスク・データ
CD// 国内盤 {ADD} Co−スプラフォン*28C37-24
発売:85年/定価:2800円/録音:1959年/収録時間:71分
△ライナーノート:藁科雅美 / 英独仏訳付き △プラケース=ハード・タイプ
△プラケース=ハード・タイプ
コンディション
◇ディスク:A-/小スリキズ少しあり / 外縁部分的に小キズあり
◇ブックレット:A-〜B+/ 小シワ少しあり / 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイ白地部分に変色あり(軽め) ◇オビなし
録音データ・その他
☆1959. 6 プラハ・ドモヴィナ スタジオにおける録音。
−シェイナはチェコの指揮者 (1896- 1982)。チェコ・フィルの首席コントラバス奏者をつとめたのち、当時のチェコ・フィルの首席指揮者 ヴァーツラフ・ターリヒの勧めで指揮活動を開始。1938年からはチェコ・フィルの副指揮者として活動し、多くの公演で指揮を執りました。1965年に退団するまで副指揮者に甘んじましたが、その実力は認められており、録音も多く残しています。当アルバムはその昔 この曲集の代表的録音として知られていたもの。日本では2000年代に入って数点のCD復刻がなされ、その実力がオールドファンに広く知られるようになりましたが、当アルバムはLP時代から発売されていました。ステレオ録音であることが奏功したのでしょう。まずオケの統率力は (当時としては) 見事といえそう。そのうえ情熱的で、表情豊か。そしてなによりも民族色。もちろん戦前のような強烈なアゴーギクを使っているわけではありませんが、「弦の国」とは言えど 弦楽の洗練度はそこそこで、管楽器のローカル色は一層強く、管楽器と打楽器の強奏で果敢に攻める感じがいい。一方で第12番: ドゥムカなどの悲嘆に真実味を感じずにはいられません。あるいは終曲: ソウセツカーの素朴な情感。いにしえのチェコ・ローカルを楽しめる恰好の演奏です。
ー余談ながら、当盤は2800円と言えども当時の廉価盤ですが、ライナーに3か国語の訳が付いていることに驚かされました。CBS-SONYと同日 (1982年10月1日) に世界初のCDを発売した日本コロンビア / DENON の矜持でしょうか。
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