ワーグナー:タンホイザー クリュイタンス=バイロイト; ヴィントガッセン(T) 他 /L (WLCD0162・3CD)
曲目・演奏者
●ワーグナー:
「タンホイザー」全曲
■ヴォルフガング・ヴィントガッセン(T:タンホイザー) グレ・ブロウェンスティーン(S:エリーザベト) ヘルタ・ヴィルヘルト(MS:ヴェーヌス) ディートリヒ・フィッシャー- ディースカウ(Br:ヴォルフラム) ヨーゼフ・グラインドル(Bs:ヘルマン) ゲアハルト・シュトルツェ(T:ハインリヒ) 他
アンドレ・クリュイタンス指揮 バイロイト音楽祭o 同cho
ディスク・データ
CD// 海外盤 {MONO/ ADD} WALHALL*WLCD 0162 (3枚組)
発売:06年/録音:1955年LIVE/収録時間:69+71+60分
△二ツ折のブックレット (トラック・リスト掲載 / ライナーノート, 歌詞掲載なし)
△バック・インレイに MADE IN EU と記載
コンディション
◇ディスク:1)A-〜B+/ 小スリキズ少しあり // レーベル面にスリキズ少しあり(小さめ / 強め),2)A-/ 小キズわずかにあり,3)A〜A-/ 点キズわずかにあり
◇ブックレット:A-〜B+/ シワ少しあり(強め含む)
◇プラケース:B+
録音データ・その他
☆1955. 8 バイロイト音楽祭におけるライヴ録音。
−ベルギー出身の指揮者 アンドレ・クリュイタンス (1905- 67) はフランス音楽を中心に、ベートーヴェンやワーグナーなどのドイツ音楽も得意としました。バイロイトへも1955年から8回登場し、高い評価を得ていました。−ベルギーは多言語国家で、フランス語、フラマン語 (オランダ語の近縁言語)、ドイツ語を公用語としているものの、割合は前二者が圧倒的で、ドイツ語は王室の言語でありながら 1%程度しか使用人口がないとのこと。しかし自身も音楽家であったクリュイタンスの父は「フラマン語のオペラなどないのだから」と、息子にドイツ語を教えたとのこと。クリュイタンスがドイツ音楽も得意にしていたことは、幼少時の父からの影響が大きかったのでしょう。
ー当録音は 初めてバイロイトに登場した1955年の「タンホイザー」。まず1955年とは思えないほど音質がいいのが嬉しいところ。ただし序曲は全部終わってからヴェーヌスベルクの音楽 (バッカナール) が始まりますが、序曲後の拍手をカットしたような痕跡があります。序曲が全部終わってからバッカナールに入るのはパリ版、序曲の途中から切れ目なくヴェーヌスベルクの音楽に入るのはウィーン版と、近年 分けられるようになりましたが、もうひとつパリ版の大きな特徴である 第2幕の歌合戦の場面のヴァルターの歌削除されているのかと思いきや、ちゃんとありますので折衷的。しかし当時はあまり版の研究が進んでおらず、当時のバイロイトではこれが一般的であったのかもしれません。
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