チャイコフスキー:くるみ割り人形 抜粋,プロコ:ロメジュリ ムラヴィンスキー =Len /81年L (PHILIPS)
曲目・演奏者
●[1] プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」第2組曲 Op.64ter より6曲 (第1〜3, 5〜7曲)
〔1. モンターギュー家とキャピュレット家, 2. 少女ジュリエット, 3. 修道士ローレンス, 4. 別れの前のロメオとジュリエット, 5. アンティル諸島の娘たちの踊り, 6. ジュリエットの墓の前のロメオ〕
[2] チャイコフスキー:「くるみ割り人形」Op.71 抜粋
〔1. 情景 (招待客の帰宅 そして夜) (第6曲), 2. 情景 (くるみ割り人形とねずみの王様の戦い) (第7曲), 3. 情景 (松林の踊り) (第8曲), 4. 雪片のワルツ (第9曲), 5. 金平糖の精と王子のパ ド ドゥ (第14曲), 6. 終曲のワルツとアポテオーズ (第15曲)〕
■エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮 レニングラードo
ディスク・データ
CD// 海外盤 {ADD} PHILIPS*420 483-2
発売:88年/録音:1981年/収録時間:59分
△ディスク中心部の刻印=MADE IN W. GERMANY BY PDO
△プラケース=ハード・タイプ
コンディション
◇ディスク:A-〜B+/ 内縁に強いスリキズあり / 外縁に小スリキズ少しあり
◇ブックレット:A-/ 小シワ少しあり / 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり
録音データ・その他
☆[1]1981. 12. 30,[2]1981. 12. 31 以上レニングラード・フィルハーモニー大ホールにおけるライヴ録音。原盤=ソ連MK。
−ソ連メジ クニーガ原盤の録音を PHILIPS が発売したもの。当時のソ連のペレストロイカの影響のひとつでしょう。日本では1987年 V−メロディアから同録音が発売されましたが、ムラヴィンスキーの同じ写真を使用していました (VDC-1217)。また同じカップリング (ただし[1,2]それぞれの曲目は少し異なる) の1947, 51年 モノーラル・ライヴも V−メロディアから発売されたことがありました (VICC-2126)。
−[1]は第2組曲ですが、[2]も通常の組曲に入らなかった魅力曲を集めていて、第2組曲を作ったという感じ。モノ録音では5曲目に「花のワルツ」(第13曲) を演奏していましたが、ここでは第14曲の「金平糖の精と王子のパ ド ドゥ」を入れたことにもその意図を感じます。また私は「雪片のワルツ」 「金平糖の精と王子のパ ド ドゥ」が大好き。この組曲のほうがおとな向きでいいと感じます。なお「雪片」の児童合唱はオーボエなどで代用しています。−音質はPHILIPSのようとはいきませんが、ムラヴィンスキーの演奏は [2]のような曲でも甘たるさはなく、厳しく強靭で、高貴さを感じる素晴らしいもの。ヴァイオリン部をはじめとする弦楽がなんと素晴らしいことか。一方の管楽器はやや荒っぽく、金管は野蛮に咆哮して、感情をむき出しにします。
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