ショスタコーヴィチ:交響曲10,9番 ミトロプーロス, クルツ=NYP (MPK45698)
曲目・演奏者
●ショスタコーヴィチ:
[1] 交響曲第10番ホ短調 Op.93
[2] 同 第9番 変ホ長調 Op.70
■[1]ディミトリ・ミトロプーロス,[2]エフレム・クルツ指揮 [1,2]ニュー ヨークpo
ディスク・データ
CD// 海外盤 {MONO/ ADD} CBS*MPK 45698
発売:--年/録音:[1]1954, [2]49年/収録時間:76分
△マスターワークス ポートレイト・シリーズ △ディスク=MADE IN AUSTRIA
△ディスク中心部に Sony Music と刻印
コンディション
◇ディスク:A〜A-/ 点キズわずかにあり
◇ブックレット:A-/ 小口側端に小さなツメ咬み痕少しあり
◇プラケース:B+
録音データ・その他
☆[1]1954. 10,[2]1949. 4 以上NY における録音。(P) [1]ハワード・スコット,[2]ゴッダード・リーバーソン。
−ミトロプーロスはショスタコーヴィチの第5番 (1952年録音) と [1]第10番を録音しましたが、それはアメリカにおけるショスタコーヴィチ受容に貢献した録音であったとのことです。厳しい指揮ぶり、特に第2楽章の速さと激しさはムラヴィンスキーを思い出させます。−クルツ指揮による[2]のそうした1枚だったでしょうか。クルツはサンクトペテルブルク生まれのユダヤ系ロシア人 (1900- 95)。ロシアで学び、ヨーロッパで活躍した後、渡米し 1944年にアメリカの市民権を取得。アメリカでの活躍のかたわら世界のオケに客演し、来日も果たしました。クルツは長寿のわりに録音をあまり遺しませんでした。ロシア・バレエ団とのつながりなどからバレエ指揮者とみなされており、録音の中心もバレエ音楽でしたが、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチの交響曲も得意のレパートリーであったとのこと。[2]はそんなクルツの貴重な録音。また貴重なだけではなく、この曲のコミカルさとアイロニーとともに、第2楽章の深い陰鬱にも迫っています。彼がショスタコーヴィチを得意にしていたというのがよくわかる素晴らしい演奏。また[1]よりも音がいい。[1]の単なるフィルアップではありません。
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