シューベルト：未完成，バッハ：組曲第3番 他　フルトヴェングラー＝BP 他 /L （PAL1073）

曲目・演奏者

●[1] バッハ：管弦楽組曲第3番 BWV.1068
[2] ベートーヴェン：｢コリオラン」序曲 Op.62
[3]　同 ：｢フィデリオ」序曲 Op.72b
[4] シューベルト：交響曲第7番 D.759 (未完成)

■ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮　[1,2,4]ベルリンpo　[3]ウィーンpo

ディスク・データ

CD// 国内盤 {MONO/ ADD} Cr−パレット＊PAL-1073
　発売：88年／定価：3200円／録音：[2]1943, [1,4]48, [3]50年 全LIVE／収録時間：59分
△ライナーノート：村田武雄　△プラケース＝ハード・タイプ　△OUTLET原盤

コンディション

◇ディスク：A-/ 外縁に小キズ少しあり
◇ブックレット：A-/ 小さなツメ咬み痕あり
◇プラケース：B　◇バック・インレイ白色部分に変色あり(軽め)　◇オビなし

録音データ・その他

☆[1,4]1948. 10. 24 ベルリン・ティタニア パラスト，[2]1943. 6. 27 ベルリン・フィルハーモニー, [3]1950. 8. 22 ザルツブルクにおける すべてライヴ録音。
−[1,4]はフルトヴェングラー協会盤で知られていたもので、これが初の一般市販でした。[3]は全曲録音から採られたもの。−[1]はスクラッチノイズが少しあり、序曲とガヴォットで1箇所ずつ音飛びする箇所があります。しかし演奏はロマンティックなフルヴェン流ながら絶品。特にエアの大きさ、美しさ。
−[4]は6種類あるフルトヴェングラー指揮の全曲録音としては一番時期が早いもの。フルヴェン・マニアの間で音が生々しいことで有名で、強烈なトゥッティとともに、尋常ならざる切羽詰まったような表現が強烈。ティンパニが怒涛のように轟いています。第2楽章も強弱・緩急による緊張と緩和の落差が大きい。この楽章が描いている (と私は感じる) 精神の崩壊がリアルに感じられ、ゾッとします。−[2]は例の激烈な演奏です。