チャイコフスキー：交響曲第4〜6番　ムラヴィンスキー＝Len （F60G20129・2CD）

曲目・演奏者

●チャイコフスキー：
[1] 交響曲第4番ヘ短調 Op.36
[2]　同　第5番ホ短調 Op.64
[3]　同　第6番ロ短調 Op.74「悲愴」

■エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮 レニングラードpo

ディスク・データ

CD// 国内盤 {ADD} Po−DG＊F60G 20129〜30 (2枚組)
　発売：87年／定価：6000円／録音：1960年／収録時間：68+60分
△ライナーノート：渡辺護

コンディション

◇ディスク：1)B/ スリキズ部分的にあり(外縁にも / 強め含む＊動作確認済)，2)A-/ 外縁にキズ少しあり
◇ブックレット：A-〜B+/ 裏表紙部分的にシワあり(背側のシワ含む / 強め含む) / 内部白地部分に軽い変色あり
◇プラケース：B+　◇バック・インレイにシワ少しあり(強め)
◇オビ：B+/ シワ部分的にあり(強め) / 背表紙部分の黄色地に強い色あせあり

録音データ・その他

☆[1]1960. 9 ロンドン・ウェンブリー タウン ホール，[2,3]1960. 11 ウィーン・ムジークフェラインザールにおける録音。
−ムラヴィンスキー&レニングラード・フィルのスゴさを広く知らしめた録音。−鋭敏なセンスによるチャイコフスキー。暗くて凍てつく氷の世界を思わせもしますが、ともかく感傷的にならず、純音楽的で、今でもこの3曲で私が最も好きな演奏です。−特に[2]。その昔、とある評論家 (どなただったか…) が [2]を褒めながらも第2楽章の情感不足を指摘しており、その意図は分かるとしても、オレはこのしゃれたフレージング、パリ音楽院を思わせるホルン、感傷的にならない粋、キッパリとしたかっこよさが好きなのにと。同じ好きな演奏でも、核心の部分で意見が合わないことがあるのだと驚いた思い出があります。
−国内CD化盤。