サン=サーンス：ピアノ協奏曲全曲　ロジェ(p) デュトワ＝PO 他 （DECCA・2CD）

曲目・演奏者

●サン- サーンス：
[1] ピアノ協奏曲第1番 Op.17
[2]　同　第2番 Op.22
[3]　同　第3番 Op.29〔第1楽章　§　第2, 3楽章〕
[4]　同　第4番 Op.44
[5]　同　第5番 Op.103 (エジプト風)

■パスカル・ロジェ(p)　シャルル・デュトワ指揮　[1,4]フィルハーモニアo　[2,5]ロイヤルpo　[3]ロンドンpo

ディスク・データ

CD// 海外盤 {ADD} DECCA＊443 865-2 (2枚組)
　発売：95年／録音：1978〜80年／収録時間：68+71分
△ダブル デッカ・シリーズ　△スリムケース・タイプ
△ディスク中心部の刻印＝MADE IN GERMANY BY PMDC

コンディション

◇ディスク：1)B+/ スリキズ部分的にあり(少なめ / 強め含む＊動作確認済)，2)B/ スリキズ部分的にあり(強めの小キズ含む)
◇ブックレット：B/ シワ部分的にあり(強いシワ, 強め含む) / 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース：交換　◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり

録音データ・その他

☆[1,4]1979. 7，[3]1980. 4，[2,5]1978. 7；[1,3,4]キングズウェイ ホール，[2,5]ウォルサムストウ タウン ホール (以上ロンドン) における録音。(P) [1,3,4]A. コーナル，[2,5]R. ベズウィック、(E) コリン・ムアフット，[3]J. ダンカーリー。
−現代日本において サン- サーンスのピアノ協奏曲の認知度を高めたアルバムと言えるでしょう。もう25年前、LP最後の時期ですが、メーカーにとっても意外な好セールスであったようで、｢レコ芸」誌にポリドールによるお礼の広告が掲載されたことを覚えています。−サン- サーンスのピアノ協奏曲はドイツのピアノ協奏曲とは異なり、軽妙で明るく、歌謡性やエンタテインメント性に満ちたいかにもフランス風の曲想で、ロジェとデュトワ、モントリオール響という演奏者はまさしくうってつけ。流麗、爽やかで、力感やメリハリにも欠けてはいません。まずは理想的な演奏と言えるのではないでしょうか。