＜巨匠リヒテルの芸術＞　1976, 82, 84年L (ソ連STE原盤) （CRCB7005・2CD）

曲目・演奏者

●[1] ベートーヴェン：ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op. 2-1
[2] シューマン：｢ウィーンの謝肉祭の笑話」Op. 26
[3] ベートーヴェン：バガテル第1番ト長調 Op.126
[4] ドビュッシー：前奏曲集集1巻 より「野を渡る風」(第3曲)
[5]　同 ：　同　第2巻 より「オンディーヌ」(第8曲)
[6] ラフマニノフ：前奏曲 嬰ト短調 Op.32-12　§
[7] チャイコフスキー：｢四季」Op.37b より「5月: 白夜｣，｢6月: 舟歌」
[8]　同 ：18の小品 Op.72 より 第12番「いたずらっ子｣，第15番「少しショパン風に」
[9]　同 ：6つの小品 Op.51 より 第3曲，第1曲
[10] ラフマニノフ：｢楽興の時」Op.16 より 第6番ハ長調
[11]　同 ：幻想小曲集 Op.3 より 第3曲: メロディ，第4曲: 道化師
[12]　同 ：練習曲集「音の絵」より 第6番 変ホ長調，第9番嬰ハ短調
[13]　同 ：メロディ Op;3-3 (改訂版)
[14] ハイドン：ピアノ協奏曲ニ長調 Hob. XVIII-11

■スヴャストラフ・リヒテル(p)　[14]ユーリー・ツィリューク指揮 ミンスク室内o

ディスク・データ

CD// 国内盤 {ADD} Cr−STE＊CRCB-7005〜6 (2枚組)
　発売：91年／定価：4400円／録音：[1-6]1976, [7-13]82, [14]84年 全LIVE／収録時間：53+69分
△ライナーノート：中河原理

コンディション

◇ディスク：1)B+/ スリキズ部分的にあり(強め含む)，2)A-〜B+/ 小スリキズ少しあり(強め含む) ＊2枚動作確認済
◇ブックレット：B+/ 表紙に汚れあり(薄め), 裏表紙に薄汚れ少しあり
◇プラケース：B+　◇オビ：B+/ シワ少しあり(強め), 薄汚れ部分的にあり

録音データ・その他

☆[1-6]1976年 モスクワ音楽院大ホール，[7-13]1982年，[14]1984年 以上プーシキン美術館における すべてライヴ録音。原盤：ソ連STE。
−3枚組のレーザーディスクで発売されていた「巨匠リヒテルの芸術」に収められていたものからの抜粋ですが、[11,12]はLDにないものでした。
−モノーラル録音。音質は悪くはないというところでしょう。[DISC-1]の1976年の演奏には驚かされました。[1]の終楽章や [2]の劇的な曲ではリヒテル若い頃の剛直な演奏スタイル。硬質な音、強靭な打鍵によるパワフル、エネルギッシュな演奏で、抒情的な曲の遅く情感を込めた曲との対比が極めて大きい。ミスタッチもいとわずというところがあるのも若い頃同様です。