モーツァルト,ハイドン:ピアノ・ソナタ集 他 インマゼール(fp) (GLO5019)
曲目・演奏者
●[1] モーツァルト:アダージョ ロ短調 K.540
[2] 同 :ピアノ・ソナタ第16 (旧15) 番ハ長調 K.545
[3] 同 : 同 第17 (旧16) 番 変ロ長調 K.570
[4] ハイドン:幻想曲 (カプリッチョ) Hob.XVII:4
[5] 同 :ピアノ・ソナタ第58 (48) 番ハ長調 Hob.XVI:48
[6] 同 : 同 第59 (49) 番 変ホ長調 Hob.XVI:49
■ジョス・ヴァン・インマゼール(fp)
ディスク・データ
CD// 海外盤 {DDD} GLOBE*GLO 5019
発売:89年/録音:1989年/収録時間:76分
△ディスク=MADE IN W. GERMANY BY P+O DIPHOLZ △プラケース=ハード・タイプ
コンディション
◇ディスク:A-〜B+/ 小スリキズ部分的にあり(強め含む*動作確認済) / 外縁にスリキズあり(強め含む)
◇ブックレット:B+/ 小シワ少しあり(強め含む) / ジャケ面小口側端に小さなツメ咬み痕あり / 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:B+〜B ◇バック・インレイに軽い変色あり
録音データ・その他
☆1989. 5 アントワープ・エルゼンフェルト・ホテル内ゴシック教会における録音。(P) クラース・ポストゥマ。
−インマゼールが39歳時の録音。今や大御所の比較的若い頃の録音ですが、すでに1970年代中頃から録音をおこなっており、1979年頃からは ACCENT への録音を開始しています。−アントン・ヴァルター (1790年) に基づく、C. クラーク制作 (1988年) のフォルテピアノ使用。−インマゼールは ロ短調の極めてメランコリックで深い味わいを持つ[1]を奇をてらわずに、素直に感じ入って情感を表出。しかし次の「初心者のための小さなソナタ」の第1楽章は快速であっけらかんと演奏。[1]との対比で楽しませるとともに、機能的に優れたフォルテピアノを誇示するかのようです。全曲を通して装飾音は加えていません。次の[3]でも小気味よいリズム感による軽快さとともに、第2楽章ではモーツァルト晩年の諦観を感じさせるしみじみとした情感の機微に触れており 見事。−ハイドンではまず、いかにもカプリッチョ的、奇想に満ちた[4]の面白さを聞かせ、その後 [5]第1楽章、変奏曲のような凝った作りの叙情的で気品のある美しさを聞かせます。そして [6]は第2楽章を中心としてこの曲のデリケートな美しさを見事に表現。このアルバムの白眉ではないでしょうか。−選曲とアルバムの構成が見事。しかも使用楽器と演奏も見事、実に素晴らしいアルバムです。
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