ディーリアス (ワーロック編):ピアノ連弾のための作品集 小川典子, ストット(p) (BIS1347)
曲目・演奏者
●ディーリアス (ワーロック編):
[1]「春初めてカッコウを聞いて」, [2]「川辺の夏の夜」
[3]「夏の庭で」, [4] 夜明け前の歌
[5]「北国のスケッチ」(4曲)
[6] ダンス ラプソディ第1番, [7] 同 第2番
■小川典子,キャスリン・ストット(p)
ディスク・データ
CD// 海外盤 {DDD} BIS*BIS-CD-1347
発売:03年/録音:2003年/収録時間:61分
△ディスク=Made in EU by DADC
コンディション
◇ディスク:A-/ 点キズ少しあり
◇ブックレット:B+/ シワ部分的にあり(小さな強め含む)
◇プラケース:A-〜B+
録音データ・その他
☆2002. 10 スウェーデン・ダンデリード・ギムナジウムにおける録音。(E) ハンス・キプファー。
−ディーリアスの管弦楽曲をワーロックがピアノ連弾 (4手) 用に編曲したもの。−ピーター・ワーロック (本名: フィリップ・ヘゼルタイン) は1894年 ロンドン生まれ。16歳の時にディーリアスと知り合い、その親交は1930年 36歳で亡くなるまで続きました。ディーリアスはワーロックを息子のようにかわいがったとのこと。「夜明け前の歌」(1918) はワーロックに献呈された曲です。ワーロックもディーリアスから影響を受け、その音楽に傾倒したとのことですが、ここに収められた編曲はその一端ということでしょう。−ただこの編曲は存在自体がほとんど知られていなかったとのこと。ワーロックの生前に [1,2,4,5,7] はイギリスで出版されていましたが、このアルバムの企画が持ちあがった時 すべてを入手することができなかったとのことです。そこでロンドンの「ディーリアス トラスト」に協力を求めたところ、楽譜コピーの提供とともに、草稿のままで日の目を見ていなかった [3,6] の編曲の存在を知らされました。それも演奏・録音することになったのととともに、録音の同年 出版もおこなわれることになったとのことです。
−日本人の小川典子とイギリス人のストットの共演。おそらく BISがこの企画を思いつき、演奏者としてこのふたりに白羽の矢を立てたのだと思いますが、ともにフランス音楽を得意とするふたりを選んだというのはわかるような気がします。ピアノ連弾ということで、原曲の管弦楽よりもメリハリを効かせて演奏していますが、納得です。楽譜にもそうした工夫がされているということでしょうか。
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