モーツァルト:戴冠式ミサ,エクスルターテ 他 マリナー=ASMF,スポーレンベルク(S) 他 (F30L20267)
曲目・演奏者
●モーツァルト:
[1]「エクスルターテ ユビラーテ (踊れ 喜べ 幸いなる魂よ)」(モテット) K.165 (158a)
[2] ミサ曲ハ短調 K.317 (戴冠式ミサ)
[3] 聖母マリアのためのリタニア (連祷) ニ短調 K.195
■ネヴィル・マリナー指揮 アカデミー オヴ セイント. マーティン- イン- ザ- フィールズ
[1]エルナ・スポーレンベルク(S) フィリップ・レッジャー(org)
[2,3]スコラ カントルム オヴ オックスフォード(cho) イレアナ・コトルバス(S) ヘレン・ワッツ(A) ロバート・ティアー(T) ジョン・シャーリー- カーク(Br) ジョージ・マルコム(org)
ディスク・データ
CD// 国内盤 {ADD} Po−ロンドン*F30L-20267
発売:88年/定価:3000円/録音:[1]1966, [2,3]71年/収録時間:71分
△歌詞対訳掲載 △ライナーノート:岩井宏之 △プラケース=ハード・タイプ
コンディション
◇ディスク:A-/ 点キズ少しあり
◇ブックレット:B+/ シワ部分的にあり(強め含む) / 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:B+〜B ◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり ◇オビなし
録音データ・その他
☆[1]1966年,[2,3]1971年 以上ロンドン・聖ジョン・スミス スクエアにおける録音。(P) マイケル・ブレムナー、(E) スタンリー・グッドール。
−オリジナル・カップリングの [2,3]に [1]を加えたもの。[1]はスポーレンベルクのモーツァルト・アリア集から採られたものです。[2,3]も素晴らしい演奏ですが、[1]のスポーレンベルクに注目。
−スポーレンベルクはオランダ領東インド (現在のインドネシア) のジャワ島生まれのオランダ人 (1926- 2004)。1947年 ラジオの公開放送で [1]を歌ってデビュー。1949年 カール・ベームのオーディションに合格し、ウィーン国立歌劇場と契約。主役を歌いました。オペラ歌手としての活動と同時に、彼女は数多くのリサイタルを開催し、また宗教曲も得意としました。しかし1970年代初頭 スポーレンベルクは交通事故に遭って胸郭を圧迫。半年の入院後 歌手として復帰したものの地元中心で活動することを決意せざるをえませんでした。その活動は徐々に教育者に移ったようです。−楚々として可憐。大げさな身振りのない清潔な歌いぶりはオペラよりも宗教曲が合うと誰もが感じるところでしょう。[1]のオリジナル・アルバムのモーツァルト・アリア集も [1]がメインで、大ミサのアリア, 「羊飼いの王」のアミンタのアリア, 「イイドメネオ」のイリアの2つのアリアという曲目であることが彼女の歌の特徴を物語っています。−そして多くの方が同じくオランダのリリック・ソプラノで、歌曲と宗教曲で活躍したエリー・アーメリングを思い出すに違いありません。フリッツ・ヴンダーリヒが若くして亡くなった後 ペーター・シュライアーが脚光を浴びたのと似たことが、オランダのソプラノ界でひょっとするとあったのではないかと思い浮かびました。
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