モーツァルト:魔笛 セル=WP; デラ・カーザ(S) ベリー(Br) 他 (GALA・2CD)

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商品番号:GL100502

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曲目・演奏者

●モーツァルト:
「魔笛」K.620 全曲

■レオポルド・シモノー(T:タミーノ) リーザ・デラ カーザ(S:パミーナ) ヴァルター・ベリー(Br:パパゲーノ) クルト・ベーメ(Bs:ザラストロ) エリカ・ケート(S:夜の女王) ハンス・ホッター(Bs:弁者) グラツィエッラ・シュッティ(S:パパゲーナ) カール・デンヒ(T:モノスタトス) 他
 ジョージ・セル指揮 ウィーンpo ウィーン国立歌劇場cho

ディスク・データ

CD// 海外盤 {MONO/ ADD} GALA*GL 100.502 (2枚組)
 発売:99年/録音:1959年LIVE/収録時間:76+78分
△歌詞掲載なし △ディスク=MADE IN PORTUGAL

コンディション

◇ディスク:2点)A-〜B+/ スリキズ少しあり
◇ブックレット:B+/ シワ部分的にあり(少なめ / 強め含む) / 内部白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:B+

録音データ・その他

−1959. 7 ザルツブルク音楽祭におけるライヴ録音。
−モノーラルながら音質はまずまず。セルの速めのテンポを基本とする指揮とともに、拍手をカットして全曲を2CDに収めています。−ケートの不安定なコロラトゥーラはともかくとして、歌手は総じて好演と言えるでしょう。冒頭のタミーノの「Zu Huelfe! zu Huelfe!」の大げさな表現には面喰いますが、シモノーも好演です。しかし何といっても ベリーのパパゲーノの闊達な喜劇的表現が素晴らしい。登場の鳥刺しの歌もセルの速いテンポをものともせず、見事な歌を聞かせてくれます。セリフ部分も愛すべき自然児の姿が目に浮かぶようです。そしてホッターの弁者。ヴォータンのような威厳ではなく、怒れるタミーノを諭す慈父のような優しい歌を聞かせているのが印象的。弁者とタミーノの二重唱は、この愛すべきトンチンカンな喜劇の中にあって、モーツァルト晩年の深みを表したこのオペラ随一の名曲ですが、ホッターとシモノーの歌は、ベリーのパパゲーノとともにこの演奏の最高の聞きどころとなっていると感じます。この部分 セルの指揮も丁寧で神妙です。−当盤にはパパゲーナ役の記載が抜けていますが、どうやらシュッティのよう。小さい役ながら 録音に恵まれなかったシュッティの歌が聞けるのは嬉しいところ。しかもドイツ語の役とは。−モノスタトスのデンヒの大げさな歌も (ライヴだから許される表現ながら) 面白い。

商品番号:GL100502

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