モーツァルト:ピアノ・ソナタ集 (5曲) 他 リヒテル(p) /L (PHILIPS・2CD)
曲目・演奏者
●モーツァルト:
[1] ピアノ・ソナタ第2番ヘ長調 K.280
[2] 同 第13番 変ロ長調 K.333
[3] 同 第5番ト長調 K.283 §
[4] 同 第15 (18) 番ヘ長調 K.533/494
[5] 幻想曲ハ短調 K.475
[6] ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K.457
■スヴャトスラフ・リヒテル(p)
ディスク・データ
CD// 海外盤 {ADD, DDD} PHILIPS*438 480-2 (2枚組)
発売:94年/録音:[1-3]1966, [4]89, [5,6]91年 全LIVE/収録時間:68+70分
△リヒテル・オーソライズド レコーディング・シリーズ △紙箱欠落
△ディスク中心部の刻印=MADE IN GERMANY BY PMDC
コンディション
◇ディスク:1B+/ スリキズ部分的にあり(強め含む / 横方向含む*動作確認済),2)A-〜B+/ 小スリキズ少しあり / 2枚)内縁に強いスリキズあり, 外縁にも少しあり
◇ブックレット:A-〜B+/ シワ少しあり / 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:B+
録音データ・その他
☆[1-3]1966. 1 ザルツブルク,[4]1989. 2 イタリア・コモ,[5,6]1991. 10 ルートヴィヒスブルク・オルデンスザールにおける いずれもライヴ録音。[4-6]はディジタル録音。
−1994年に発売されたオーソライズド レコーディング・シリーズの1点。リヒテルがPHILIPSに残した録音を作曲家別を中心とし、2枚組 あるいは3枚組にまとめ 10点発売されました。−[4]も [5,6]と同様1991年と書かれていますが、誤りのようです。
−[DISC-1] は比較的若い頃の演奏ですが、この頃からモーツァルトを中心としたプログラムを組んでいたのでしょうか。その演奏はやはり真摯なもの。ともかく緩徐楽章の深みはリヒテルのモーツァルトを聞く意味の多くを占めていると言えるでしょう。モーツァルト19歳時の作曲の[1]の第2楽章は初期のソナタも充分に素晴らしいことに気づかされた曲ですが、ひょっとするとこの演奏ほどその深みに触れた演奏はないのではないでしょうか。速い楽章はいずれもやや速めのテンポという感じですが、[1]の終楽章は極端に速く、超絶技巧曲としているよう。まだまだヴァイタリティを演奏を感じさせます。[3]の終楽章のかな速く、驚きのフォルテを聞かせたりしています。−[DISC-2] は晩年の演奏。若いころなら [4]は狂気の演出、[5,6]では劇的な味付けをもっとおこなったと思いますが、ヴィルトゥオジティ的な演出は影を潜め、より繊細になり、内的な志向を深めているのが分かります。若い時代と晩年ののモーツァルト演奏の聞き比べができるようになっている大変興味深いアルバムです。−全ヶ所かどうかわかりませんが、リピートを実施しています。
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