アルベニス:イベリア,グラナドス:ゴイエスカス ラローチャ(p) (DECCA・2CD)
曲目・演奏者
●[1] アルベニス:「イベリア」(全12曲)
〔1. エボカシオン,2. 港,3. セビリアの聖体祭 (以上第1集),4. ロンデーニャ,5. アルメリーア,6. トゥリアーナ (以上第2集),7. エル アルバイシン,8. エル ポロ,9. ラバピエス (以上第3集) § 10. マラガ,11. ヘレス,12. エリターニャ (以上第4集)〕
[2] 同 :「ナバーラ」
[3] グラナドス:「ゴイェスカス」(全6曲)
■アリシア・デ ラローチャ(p)
ディスク・データ
CD// 海外盤 {ADD} DECCA*446 191-2 (2枚組)
発売:96年/録音:[1,2]1972, [3]76年/収録時間:67+73分
△ダブル デッカ・シリーズ △スリムケース・タイプ △ディスク=Made in Germany
コンディション
◇ディスク:1)A-〜B+/ スリキズ少しあり(横方向の強め含む),2)A-〜B+/ 小スりキズ部分的にあり(少なめ / 強め含む)*2枚)動作確認済 // [DISC-2]のレーベル面部分的に薄汚れあり
◇ブックレット:B+/ シワ部分的にあり(強め含む)
◇プラケース:B
録音データ・その他
☆[1,2]1972. 2,[3]1976. 12 以上ロンドン・西ハムステッド・デッカ第3スタジオにおける録音。(P) [1,2]M. ウールコック,[3]J. ウォーカー、(E) [1,2]T. トリグヴァソン,[3]M. スミス。
−アルベニスは30歳半ばからパリに定住し、ダンディ、ショーソン、フォーレ、デュカスなど、フランスの大家との交流を深めながら、作曲の技法を洗練させていきました。そして晩年の1905〜09年にかけて (晩年とはいえ40歳代後半) 作曲した [1]「イベリア」はアルベニスは作曲家としての到達点といえるでしょう。スペインの舞曲をピアノに移したという感じではなく、超絶技巧を取り入れた 洗練された技法によって芸術的な完成度を一層高くしています。その独創性はドビュッシーやグラナドス、ファリャなども絶賛しました。
−[2]の「ナバーラ」とはピレネーの西に広がる地名。その地方のホタの主題に基づく幻想曲です。1908年 イベリア第4巻に入れるものとして作曲していましたが、どうやら大衆的すぎるとして途中で作曲をやめてしまったようです。そして翌年死去。友人・弟子であったデオダ・ド セヴラックが復元、補筆 (26小節) し 完成させました。技巧的でありながらメロディアスで高揚感があり、アルベニスが嫌った大衆性が大変楽しい小品です。
−[3]グラナドスの「ゴイェスカス」は1911年作曲。「ゴヤ風の音楽」という意味で、「恋する若者たち」という副題を持っています。グラナドスが愛好したゴヤの絵画にインスピレイションを受けて書かれたもの。とはいえ 絵画的なタイトルがつけられた2部6曲は、特定の絵画をもとにしているわけではありません。ゴヤ風の絵画を音楽で描いたといえるかも。粋な男と女、マハとマホの愛と死を音楽で描いているようです。この曲集の魅惑たるや! 第1曲の颯爽とした粋なメロディから引きつけられます。第3曲のファンダンゴのかっこよさ、第4曲の嘆きの歌とカデンツァによるサヨナキドリの鳴き声、第5曲の即興的で幻想的、そして物語のようにドラマティックな展開、等々。舞曲のリズム感、歌のような粋なメロディ、哀愁。愛の喜びと人生の悲しみ。まさしくこれぞスペイン、ラテンの生き様を感じさせる名曲です。
−これらスペインのピアノ曲はスペイン独特のリズム感や節回し、情緒は他の国の演奏者ではなかなか難しいようで、グラナドスの一番弟子であったフランク・マーシャルに学び、また母もグラナドスの弟子であったというラローチャが第一人者でした。[1,2]は3回中2回目の録音で、[3]は1回目でしょうか。[1,2]の1回目のHISPAVOX録音の鋭敏さは影を潜めてきており、洗練された芸術性を重んじた演奏に変化しています。
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