ヤナーチェク:イェヌーファ クェラー=OONY; ベニャチコヴァー(S) 他 /L (BIS・2CD)
曲目・演奏者
●ヤナーチェク:
「イェヌーファ」 全曲
■ガブリエラ・ベニャチコヴァー(S:イェヌーファ) ヴィエスワフ・オフマン(T:ラツァ) ピーター・カザラス(T:シュテヴァ) レオニー・リザネク(S:教会のおばさん) バーバラ・シュラム(A:ブリヤ家のおばあさん) 他
イヴ・クェラー指揮 ニュー ヨーク・オペラo ニュー ヨーク・スコラ カントルム (cho)
ディスク・データ
CD// 海外盤 {DDD} BIS*BIS-CD-449〜450 (2枚組)
発売:89年/録音:1988年LIVE/収録時間:77+70分
△ブックレット (解説書) とリブレット (歌詞英訳のみ掲載) と別々でプラケース内に収納
△ディスク=Made in Austria by DADC
コンディション
◇ディスク:1)A-/ 小キズ少しあり,2)A-/ 小キズ少しあり, 点キズ少しあり
◇ブックレット:A-〜B+/ 表紙背側にシワあり, 点ハゲ少しあり / 裏表紙に薄汚れ少しあり / 内部白地部分に軽い変色あり
◇リブレット:A-/ 裏表紙背側に小キズ少しあり, 細かい薄汚れ少しあり / 内部白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:B+
録音データ・その他
☆1988. 3. 30 NY・カーネギー ホールにおけるライヴ録音。
−ヤナーチェク3作目のオペラ。全3幕。1904年 ブルノ国民劇場で初演。その後改訂。モラヴィアの寒村を舞台に、父の違う兄弟と 長男のいとこにあたるイェヌーファをめぐる愛憎劇。イェヌーファは教会のおばさん (コステルニチカ) の養女。教会のおばさんは教会の聖具保管係をつとめている。シュテヴァ・ブリヤは水車小屋を管理するブリヤ家の若い当主で イェヌーファの従兄。道楽息子でイェヌーファを妊娠させているが、結婚の意思はない。ラツァ・クレメニュはシュテヴァの異父兄。イェヌーファを愛している。−歌詞には散文の会話調のものが取り入れられ、自然な言葉の抑揚によって人物の細かな心理が表現されていると評価されています。とはいえ、伝統的なオペラ表現からかけ離れた、新しく難しいものではなく、充分に歌が生かされており、メリハリがあり、親しみやすい。あらすじさえ分かっていれば、音楽だけ聞いても楽しめると言っていいでしょう。またストーリーにそれほど無理がなく、悲劇ではありながら 最後に慰めがあるのもいい。ヤナーチェクで最も親しまれているのも当然でしょう。ただし言葉の問題で録音は多くありません。もっぱら1982年のマッケラス (DECCA) 盤で親しまれているという感じですが、このような録音があるとは全く知りませんでした。
ー当ライヴ演奏は NY・カーネギー ホールでの公演を収録したもの。「今シーズンで最も入手困難なチケット」と言われるほどの熱狂を巻き起こした名演として知られているとのこと。特にリザネクの狂気と凄みに満ちた歌唱と演技は「髪の毛が逆立つような劇的表現」と評され、客席を完全に圧倒し、オペラハウスでも滅多に聴けないほどの地鳴りのような大喝采を浴びたとのことです。しかしリザネクだけではなく、皆 熱演です。ベニャチコヴァーはおそらく当時最高のヒロイン役であったでしょう。オフマンも高音は苦しいとはいえ熱演です。またクェラーも女性指揮者とは思えないほど熱い。−当アルバムはその熱狂を伝えるため、各幕の開始と終了時の拍手が収められており、特に第2幕終了の拍手は6分以上、公演終了の拍手はなんと12分以上。トータル・タイム 146' 53,音楽部分のタイム 123' 33 と掲載されています。−カーネギー ホールであること、物音がないことから演奏会形式の上演だと思いますが、ジャケット写真のベニャチコヴァーとリザネクと思われるふたりが扮装をして演技をしているようであることについてはよくわかりません。
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