ヴェルディ:ファルスタッフ ロッシ=; タデイ(Br) カルテーリ(S) 他 (WARANER-FONIT・2CD)
曲目・演奏者
●ヴェルディ:
「ファルスタッフ」全曲
■ジュゼッペ・タッデーイ(Br:ファルスタッフ) サトゥルノ・マレッティ(Br:フォード) ロザンナ・カルテーリ(S:アリーチェ) リーナ・パリューギ(S:ナンネッタ) エミリオ・レンツィ(T:フェントン) アマリア・ピーニ(MS:クィックリー) アンナ・マリア・カナーリ(MS:メグ) ジーノ・デル シニョーレ(T:カイウス) ジュゼッペ・ネッシ(T:バルドルフォ) クリスティアーノ・デラマンガス(Bs:ピストーラ)
マリオ・ロッシ指揮 RAIトリノso 同cho
ディスク・データ
CD// 海外盤 {MONO/ ADD} WARANER FONIT*8573 82651-2 (2枚組)
発売:00年/録音:1949年/収録時間:72+42分
△紙箱付き(厚さ2.5センチ) / ブックレットはプラケース内部に収納 △伊語詞掲載
△ディスク=Made in Germany WARNER MUSIC
コンディション
◇ディスク:1)A-〜B+/ スリキズ部分的にあり(小さめ / 横方向含む*動作確認済),2)A-〜B+/ スリキズ少しあり(強め含む)
◇ブックレット:A-〜B+/ 表紙両面にシワ少しあり(強め含む), 裏表紙部分的に薄汚れあり / 内部白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:B+ ◇紙箱:B/ 線キズ部分的にあり / 角一角に小さな傷みあり / 天面に傷み線あり / 小ハゲ部分的にあり
録音データ・その他
☆1949. 10 トリノにおける放送用録音。
−タッデーイのファルスタッフと言えば、タッデーイ64歳時、カラヤン指揮の1980年録音 (PHILIPS→DG) が有名ですが、その約30年前、33歳の時の録音です。面白いのはタッデーイの声や表現は後年の録音とほとんど変わっていないこと。充分にこなれていて闊達で、すでに何度も歌い、レパートリーとしていたことが伺えます。加えて声は若々しく瑞々しく、第1幕第1場の名誉の歌「L'onore! (名誉だと)」の叫びからホレボレします。このような放送録音が企画され、しっかりと保存されていたようであるのは大いなる喜びです。ちなみにタッデーイは1956年 第1次イタリア歌劇団の一員として「ファルスタッフ」を歌いました。こちらはほんの一部が映像で残されただけというのは残念です。
ー結婚して早く引退してしまった美貌のリリック・ソプラノ カルテーリのアリーチェは特に個性を発揮しているわけではないですが、歌手はおおむね揃っていると言えるでしょう。ただしレンツィのフェントンが少し落ちるのと、マレッティのフォードの声が時に荒れます。−一方 ロッシの指揮は、放送時間の制限があったのか、往々にして速い。勢いに任せるところがありますが、活力はあります。また歌手たちが速いテンポをものともせず果敢で、生気に満ち、表情豊かであることに感心します。
ー音はなかなかいいと言えるでしょう。適度なステレオ・プレゼンスを施しています。ただし第1幕第1場などに一瞬のキズがあったり、同 第2場の最初の音が欠落していたりという小さな瑕疵はあります。また第2幕第2場に不思議な小カットあり。−同場ではカイウスのデル シニョーレが早く歌い始めるミスがありますが、マレッティの声があるのと同様 一発録りであることが分かります。以上、今回 [DISC-1] 第のすべて (第1, 2幕) を聞いての感想です。
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