ベートーヴェン:交響曲第3番,レオノーレ序曲2曲 クレンペラー=PO /54, 55年 (CDM7638552)
曲目・演奏者
●ベートーヴェン:
[1] 交響曲第3番 Op.55 (エロイカ)
[2]「レオノーレ」序曲第2番 Op.72a
[3]「 同 」序曲第3番 Op.72a
■オットー・クレンペラー指揮 フィルハーモニアo
ディスク・データ
CD// 海外盤 {MONO/ ADD} EMI*CDM 7 63855 2
発売:91年/録音:[1]1955, [2,3]54年/収録時間:76分
△ディスク=Made in Holland △プラケース=ハード・タイプ
コンディション
◇ディスク:B+〜B/ スリキズ部分的にあり(横方向含む)*動作確認済 // レーベル面にスリキズ少しあり
◇ブックレット:B〜B-/ シワ部分的にあり(強いシワ含む) / 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイに変色あり(軽め)
録音データ・その他
☆[1]1955. 10, 12,[2,3]1954. 11 以上ロンドン・キングズウェイ ホールにおける録音。(P) ウォルター・レッグ 他、(E) ダグラス・ラーター 他。
−当コンビは [1]1959年、[2,3]1963年にステレオ再録音しており、これはモノーラルの旧録音。
ー[1]はなんとスゴイ演奏でしょうか。全曲にみなぎる緊張感とテンションの高さ。フレーズが短めに処理されることもあり、遅めのテンポが遅いと全く感じず、それどころか切れ味鋭く、またフィルハーモニア管がピタッと揃ったアインザッツで応えています。第4楽章もなんと充実した演奏であることか。第9変奏のオーボエによる抒情的なメロディの武骨なかわいらしさもいかにもクレンペラーですが、その後のホルンによる主題吹奏の音の大きさと切れ味には驚きました。そしてコーダでの怒涛のティンパニ! 壮麗な「エロイカ」を締めくくります。このCDは何度か入荷していますが、再生確認のために初めてまともに聞き、感動しました。この曲の最も好きな演奏になったと言ってもいいと思います。
−クレンペラー当時70歳、経験値とともに気力が最も充実していた時期なのではないでしょうか。クレンペラーがロンドンに客演した際 イギリスEMIの敏腕プロデューサー ウォルター・レッグに感銘を与え、1952年 EMIと契約することになったとのことですが、レッグはこのような演奏を聞いたのではないかと感じました。モノーラルとながら音も美しい。−国内盤の発売履歴を調べてみますと、国内CD化は2015年のハイブリッドSACD化が初だったとのこと。驚きました…。ほとんど評判になっていないとすれば不思議です。
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