ワーグナー管弦楽曲集 ボールト=NPO, LPO, LSO (EMI・2CD)
曲目・演奏者
●ワーグナー:
[1,2]「タンホイザー」より 序曲,大行進曲
[3]「さまよえるオランダ人」序曲
[4,5]「トリスタンとイゾルデ」より 第1幕への前奏曲,第3幕への前奏曲
[6,7]「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より 第1幕への前奏曲,第3幕への前奏曲
[8]「ローエングリン」より 第1幕への前奏曲 §
[9]「 同 」より 第3幕への前奏曲
[10-13]「パルシファル」より 第1幕への前奏曲,場面転換の音楽,第3幕への前奏曲,聖金曜日の音楽
[14]「ラインの黄金」より ヴァルハラ城への神々の入城
[15]「ワルキューレ」より ワルキューレの騎行
[16]「ジークフリート」より 森のささやき
[17,18]「神々の黄昏」より 夜明けとジークフリートのラインへの旅,ジークフリートの葬送行進曲
■エイドリアン・ボールト指揮 [1,4,6-9]ニュー フィルハーモニアo [2,3,5,14-18]ロンドンpo [10-13]ロンドンso
ディスク・データ
CD// 海外盤 {ADD} EMI*7 62539 2 (2枚組)
発売:89年/録音:1971, 72, 74年/収録時間:75+75分
△スリムケース・タイプ △ディスク=Made in Holland
コンディション
◇ディスク:2枚)A-/ 小キズ少しあり
◇ブックレット:A-/ 小口側端に小ツメ咬み痕あり / 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:B ◇バック・インレイ白地部分に変色あり(軽め)
録音データ・その他
☆[1,14-18]1972. 12,[2,3,5,10-13]1974. 1,[4,6-9]1971. 12 以上ロンドン・アビー ロード第1スタジオにおける録音。
−ボールトが80歳代前半に録音したワーグナーの管弦楽曲をまとめたもの。高齢時の演奏ということで ダイナミックな演奏というよりも 老練な味で聞かせる演奏かと思いきや、なかなかどうして。どの演奏もクライマックスではボールトもオケも集中力を発揮、ワーグナーの描いた奇想天外な英雄譚のヒロイズムに迫る憑かれたようなダイナミズムで楽しませてくれます。音の整理がアバウトと感じる箇所はありますが、録音当時の感覚からすると大したことではないと言えるでしょう。フィルハーモニア管を指揮した演奏がより優れていると言えるかもしれません。
ー[9]「ローエングリン」第3幕への前奏曲は、いわゆる「禁問の動機」を使った壮大な演奏会用結尾付き。これはフンパーディンクの編曲だったでしょうか。この版を中学生の時に初めて聞いた時は、なぜ「白鳥の湖」のメロディ (第2幕の情景 / 例の有名なメロディ) が現れるんだと訝しく感じたものでした。「ローエングリン」全曲を初めて聞いたのはバイロイトのレーザーディスクだったと思いますので、10年弱ほどのちに解決したということになります。
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